インテリアがオシャレなリビング”のリノベーション事例集_その2
朝起きて、朝ごはんを食べながらゆっくり新聞やテレビを見る場所。
本を読んだり、洗濯物を畳んだり、宿題をしたりと、家族それぞれが思い思いの時間を過ごす場所。
家族みんなが揃った夜に、大きなお皿を囲って家族一緒に夕飯を食べる場所。
リノベーションで理想の住まいを想像する際に、お部屋の生活動線の中心となるリビングの形を決めることはとても重要です。
将来の不動産購入や自宅のリノベーションに備えて、こういった色々な人の理想の住まいの事例を見比べてみると、新しく見えてくるものがあるかもしれません。
弊社でもリノベーションを考える上では、とにかく事例を多く見て参考にすることをおすすめしております。
⇒前の記事はこちらから「インテリアがオシャレなリビング”のリノベーション事例集_その1」
さて今回も、かつてのお客様や私たちが創り上げた、インテリアなどがオシャレなリビングのリノベーション事例をご紹介していきたいと思います。
目次-contents-
コンクリートが、主役です。
生活感を0にするだけがリノベではありません。長い時間を過ごすからこそ、ラフに生活感を隠しすぎず落ちつける空間に仕上げています。
リビングで一番目を引くのが、打ちっ放しのコンクリートで囲まれたキッチン。青色基調のソファーが、コンクリートによく映えます。ダイニングテーブルとその上の蛍光灯がレトロな無骨感を醸し出しますが、それが居心地のよい生活感を演出します。
壁はライトグリーンが爽やかです。無骨な造りのインテリアが空間全体で柔らかく感じるのは、所々にある観葉植物の鮮やかな緑があるから。いくつかの色が、ひとつの空間におさまって感じるのは、カントリー調の床板のおかげです。
ミッドセンチュリーのアメリカンテイスト。 ポイントは、きれいすぎないこと。
アメリカの古いアパートを連想させるような、レトロな赤いスチールドアを開けると、素材のディティールと照明計画にこだわった空間が広がっています。
あえてダウンライトは用いず、間接照明とブラケットによって明るすぎない空間にこだわりました。部屋の細部のディティール、タイルの目地の色や太さ、コンセントプレートと、その内部の機器の色まで。シルバーとグレイッシュ、そして、きれいすぎないことを軸に選びました。
天井の質感。壁のレンガ張りのタイルの目地の色、太さ。斜めに貼っていった味のある床板。全く異なる素材たちが、そのディティールのこだわりによって調和し、アメリカンテイストを作り出します。やわらかな間接照明が、その空間に光を落とします。
天井見上げても、木。
2面から光差し込むこのお部屋。見晴らしがよくさえぎるものがありません。もともと明るい物件だからこそ、シンプルに光が広がるように。細い床板を部屋中に敷き詰め、天井も同じ素材でパネリング。光がやわらかく反射していき、白が基調のリビングに黒色のソファーがワンポイントで映えます。
ベッドの空間を寝室として仕切るのにカーテンを使用することで、空間を壁で物理的に区切らず光と空気の通り道を確保しています。
窓の外までつながるリビング。
ナチュラルな素材が占めるLDK。キッチンからベランダの外までまっすぐ繋がっています。
さわやかな色合いのタイルを用いたアイランドキッチンには、カウンターも設け、利便性を高めました。スリットの間仕切りを設けることで、シンプルな室内に対し、スムーズに収納家具などを取り入れやすく仕上げています。目線がスムーズに流れる広がりのある空間になりました。
アイランドキッチンは、カウンターも設けています。ちょうど二人が座れる位のスペースに、小さなチェアが邪魔すること無く収まります。
ガズコンロ周りは、ランダムに配置された淡いブルーとホワイトのタイル貼りがアクセントになってお料理も捗るはず。
さいごに
リノベーションがしたいと思った時に、お部屋の生活動線の中心となるリビングの形を決めることはとても重要。そして実際にリビングをリノベーションする際には、その形はやはり自分だけでなく家族全体を含めた理想のライフスタイルを想像しなければ、理想のリビングはできません。
将来の不動産購入や自宅のリノベーションに備えて、こういった色々な人の理想の住まいの事例を見ながら、「こういう広いリビング良いな」「リビングにこういうインテリアが欲しいな」「リビングに書斎があったら良いな」といった形で、自分のライフスタイルと他の人の事例を見比べてみると新しく見えてくるものがあるかもしれません。
これらのリノベーション事例がみなさんの理想のライフスタイルを想像するきっかけになっていれば、幸いです。