どっちにしたらいい??賃貸VS購入

[記事更新日]2020/03/05

3月は1年の中でも引越しが多いシーズンですね!家族構成の変化や転勤など新生活に向けて引越しを考えるときや家賃更新のとき、賃貸住宅にするか、購入するか一度は誰しも考えると思います。このまま賃貸で住み続けるのと、持ち家を購入するのとどちらが良いでしょうか?賃貸と購入の両パターンのメリット・デメリットを交えながらご紹介いたします。

目次-contents-

賃貸住宅のメリット

① 引越しがしやすい

まずは何と言っても、購入に比べて引越しが簡単にできることです。急な転勤やライフスタイルの変化に柔軟に対応できますね。長く同じ場所に留まることが苦手な方や、いろいろなところに住みたい方にはおススメです。
また、常に周辺環境がいい場所や、最新設備が整っている住宅を選べることもメリットの1つでしょう。万が一、近隣トラブルや住宅の老朽化問題があった際に、引っ越しすることにより解決することができます。

② 初期費用が安く抑えられる

次に購入に比べて多くの頭金が不要のため、初期費用が安く抑えられる点です。賃貸住宅の場合、初期費用は敷金・礼金・仲介手数料などで、合わせて家賃の3カ月~6カ月分程度が目安です。中には敷金や礼金が不要の物件がありますので、そういった賃貸を選ぶと更に抑えることが出来ます。初期費用は金額にすると数十万円程度なので、比較的気軽に住み替えることができますね。
初期費用の他にも、固定資産税・都市計画税を支払う必要がありません。

③ 生活レベルに合わせた住み替えが可能

万が一、給料が下がってしまったり、失業してしまったときに、生活レベルに合わせた住まいを選ぶことで、支出を抑えることができます。

④ メンテナンスをしなくてよい

賃貸住宅は管理費用を支払っているため、設備の故障の修繕や補修を管理会社や大家さんに任せることが可能です。自分でメンテナンスを行う必要がないため、気楽ですね。

では反対に賃貸のデメリットは、

① 如何なる場合でも家賃を払い続ける

購入にとは反対に、賃貸に住み続ける限り、家賃を払わなくてはいけません。何年経っても払い続けなくてはいけないため、ずっと賃貸に住む場合は、老後も家賃を支払わなければいけません。給料が下がったり、失業しても家賃は引き続きかかるため、そういった状況で家賃の支払いが困難になっても払わなければ済めなくなってしまいます。
また、家賃を払い続けても、手元に資産として残ることはありません。家賃は「掛け捨て」となります。家賃の他にも更新料がかかるため、数年毎に家賃以外の出費もかかります。

② 自由にリフォームやリノベーションができない

賃貸は賃料を払っているといっても、自由にリフォームやリノベーションを行うことができません。ライフサイクルに合わせた間取り変更や、好みの仕様や設備に変更といいたことが叶えられません。不自由だなと感じても我慢しなくてはいけません。

では次に、購入した場合のメリット・デメリットを紹介いたします。

購入のメリット

① 資産が残る

賃貸のケースとは反対に、購入するとその住まいを「資産」として残すことが出来ます。賃貸に住み続けて賃料を払い続けても残念ながら手元には残りませんが、住まいを購入することで、大切な家族に財産として残すことができます。住宅ローンの完済後は、支払いもぐっと抑えられるため、老後も安心ですね。

② 万が一の保障

住まいを購入する際に、多くの方が住宅ローンを組むと思います。住宅ローンを組むと同時に「団体信用生命保険」という保険に加入することになります。この保険に加入することにより、ローンの返済途中で死亡または高度障害になった場合に、本人に代わって生命保険会社がローンの残高を支払ってくれます。保険料を追加で負担することで八大疾病まで保障する商品もあります。これなら万が一のことがあっても、住宅ローンはなくなり、住まいは残るので、残されたご家族にとっても安心です。この団体信用生命保険は誰でも加入が可能ではありません。詳しくは以前のコラムをご参照ください。
https://beat0909.com/wakuwakublog/juutakuroan-kaze
(ところで、『健康』ですか?住宅ローン審査は風邪でもNG!?)

③ 自由なリノベーションが可能!

賃貸とは違い、ご自身の所有物となるため、自由なリフォーム・リノベーションが可能です。家族構成の変更に伴う間取りの変更や、お好きな設備や自分好みの内装に仕上げることができます。ライフスタイルに合わせたお住まいづくりが出来るため、ワクワクしますね!住まいの自由度はぐっとあがります。

④ 住宅ローン控除などの減税が受けられる

住宅ローンを利用してお住まいを購入した場合、一定の条件を満たすことで所得税の控除を受けられる「住宅ローン控除」を受けることが可能です。お住まい開始の時期や購入する物件によって受けられる控除額が異なりますので、こちらのコラムも合わせてご確認ください。
https://beat0909.com/wakuwakublog/2017-jutakuroankoujo
(2017年住宅ローン控除の準備は万全?5年前の購入分もまだ間に合いますよ!)

次に、住宅購入のデメリットですが、

① 簡単に引越しができない

住まいの購入は大きな買い物です。住宅ローンの支払いもあるため、簡単に次の住まいへ引越し!といったことが難しくなります。

② ローンの支払いリスク

収入が減っていたり、失業してもローンの支払いは変わらず支払わなければいけません。また、変動金利で住宅ローンを組んだ場合、金利が上昇して月々の返済が増えるリスクもあります。

③ 固定資産税などの税金負担

住まいを購入することにより、賃貸とは違い、支払う税金が増えます。主に、購入時に一度支払う「不動産取得税」、毎年支払う「固定資産税・都市計画税」があります。これらの税金を購入費用以外に支払う必要があります。

ではどちらが良いのか??

双方メリット・デメリットがありますが、結論を申しますとどちらが良いかは一概に言えないと私は思います。なぜかと言うと、一組一組のお客様のライフスタイルやライフステージが異なるためです。「私はどちらが良いのだろう?」とお悩みの方は、私たちプロへご相談ください!みなさんのライフスタイルや家族構成、ご要望をお伺いした中で、どういった選択肢がベストなのか、アドバイスいたします。このまま賃貸に住み続けたときの数年後のシミュレーションなどもさせていただきます。まずはお気軽に相談してみましょう!

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