DIYに興味があるなら知っておきたい下準備

[記事更新日]2017/10/12

DIYはオリジナルを楽しむもの。リノベーションは自分の想いをほとんどカタチにすることができますが「あれ?こんな感じがいいけど…それなら自分でできそう!?」あるいは「ここに棚を作りたいけど大きさとか迷うな…住みながら考えて作ろうかな」なんて思うことがあるかもしれません。

今回の記事では、そういったDIY(Do it yourself)に興味があるなら知っておきたいリノベーションで取り入れておくと後で楽しめる幅が広がるよ、という3つの下準備ついてご紹介します。

  • 壁の裏に下地を用意しよう
  • ペンキ塗装のポイント
  • DIYグッズを収納するスペースを確保しよう

目次-contents-

壁の裏に下地を用意しよう

壁に棚を作ったり、鏡や大きな壁掛け時計をとりつける、といったある程度重いものを壁に固定させる場合、重要になってくるのが「しっかりした下地にビスを打ち込む」ということです。

DIYに興味がある方はすでにご存知の方も多いと思いますが、この下地、一般的には壁紙と石膏ボードで隠れた柱を利用します。つまり石膏ボードには釘やビスを打ち込むのはやめましょう、ということ。

石膏ボードは衝撃に弱く割れやすいため直接ビスをうつとズボッと穴があくだけで固定することができません。(この石膏ボードにビスをうちこめる、という便利アイテムも販売されています)

マンションにおいて私たちが普段見ている壁は石膏ボードの上に壁紙が貼られている状態です。石膏ボードで覆われた柱は「間柱」と言います。この間柱は約455mmごとに配置されているので、そこを探してビスを打てばいいのですが…それでは自由が限られてしまいます!

好きな位置にビスをうちたい…身近なもので言うと壁掛け時計。壁面のバランスを無視して取り付けてしまうと、なんとも居心地の悪い空間になりかねません。最近では石膏ボードにつけられる壁掛け時計の商品も多く見かけますが、そういった限定されたものの中から選ぶより、お部屋には何も考えずに好きなものを選びたいですよね。

リビングやダイニングの壁のだいたいこの辺につけたい、と思ったら商品を選ぶ前でもこのあたりに下地を入れてください、とお願いしておきましょう!壁に棚を作りたいな、と思った時も、あらかじめここは下地があるから大丈夫!と自信を持って作業することができます。

同じように絵画やアートフォトなど壁掛けを楽しみたい可能性があるところはないか一度検討してみることをお勧めします。

ペンキ塗装のポイント

次にリノベ不動産でも採用例が多い「塗装」ですが、下地の状況によっては、ペンキを買ってきて壁に塗るだけ、ではありません。マンションでよく見る壁は「壁紙」で覆われています。この壁紙に直接塗るペンキも販売されていますが、その完成品は弊社のリノベーション事例を見られている方の多くがイメージされているものとは印象が違ったものになる可能性があります。

塗装は壁紙の場合にできてしまう継ぎ目が出ないというメリットがあります。下地の石膏ボードをきれいに平らにした状態の壁を是非用意しておきましょう。住んでから色を変えたい、と思った時もその上から塗れば良いのでそのメリットは生かされたままになります。

そうは言っても一旦壁紙を貼っておきたい、という方もいずれするかもしれないペンキ塗装を想定するなら、壁紙の質感や素材を事前に決めておきましょう。

DIYグッズを収納するスペースを確保しよう

DIYをしたことがある人は、使う道具が多種多様だということをご存知だと思います。ドリルがあるとかなり楽しめますが…だんだんと様々な長さや太さのネジを集めたくなったり、塗装用のハケとローラーが欲しくなったり、素材に合わせたこぎりが必要になったり。そして使い捨てじゃなく何度も使いたい愛用品がうまれます。

それらは大きいものや、細々したもの、また形なども様々。出しっぱなしにするようなものでもないですし、うまく収納しておかないと、使いたい時に見つからないといったことになりかねません。
収納スペースについて考える機会が必ずあると思います。DIYグッズが収納できる自由がきく収納スペースも漏れずにご検討くださいね!

おわりに

いかがでしたか。いずれもDIYしたい、と思った時に工夫すれば実行できることですが、その下準備が大変です。思い切ってやり始めたものの、やりたかったことに手をつけるまで、すごく時間がかかってしまった…とならないようにするための下準備のご紹介でした。

塗装に関してリノマガに別記事もありますので、参考に是非ご覧ください。

LINK:塗装でこんなことできちゃうの?!意外と奥が深い!社内を施工した塗装事例をご紹介、の巻


この記事の情報を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただくと共に、必要に応じてご自身で専門家等に相談されることを推奨いたします。弊社は、当記事の情報(個人の感想等を含む)と、この情報を用いて行う利用者の判断について、一切の責任を負うものではございません。

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