北欧風だけがリノベじゃない!はっとするリノベ事例〜アメリカ編〜

[記事更新日]2020/03/12

突然ですが、

はい。僕は、北欧大好きです。

ひとえに、北欧といっても人それぞれ様々なイメージをお持ちでしょう。シンプルで洗練された家具。彩色豊かな食器やファッション。丁寧でゆるやかな暮らし。疲弊している社会に揉まれ、朝起きて寝るまでせかせかしていればいるほど、こうした暮らしは羨ましく見えるでしょう。

さて、家づくりの現場にも、大北欧時代の荒波が押し寄せているわけですが、

リノベの選択肢は
北欧風だけじゃない!

のです。

前回は、「いまだからこそ、和の選択肢を」ということで、リノベで取り入れたい和テイストの事例をご紹介しました。
もちろん、家づくりの事例は「北欧」と「和」だけではありません。この他に馴染み深いテイストはなんでしょう。

そうです。

アメリカです。

アメリカと聞くとどんなイメージを思い浮かべますか?デニム?ハンバーガー?自由の女神?

いろいろ思いつくでしょう。では、『家』におけるアメリカテイストとは?
ということで、今回は、インダストリアルでクールでワンダフルなアメリカ事例を集めました。

はっとするアメリカ事例

アメリカテイストとまとめて言っても、いくつかジャンルがあると思います。リノベによく見られるアメリカテイストを、2つに分けてお届けします!


Ⅰ.レンガ造りのブルックリンスタイル

アメリカといえば、ニューヨーク。そのニューヨークのブルックリン地区にあるアパートメントのような空間。その空間は、綺麗すぎず、シンプルながらも、配管や構造を過度に隠すことのない無骨さを持ち合わせています。

例えば、このキッチン。

白いレンガタイルの色味が明るすぎず、換気扇からの配管はむき出し。床板は、20年歩き倒したようなしっとりとした色味です。壁のうちっぱなし加減も、レンガタイルとのバランスが最高です。

リビングはどうでしょう。

レンガです。画面越しでも伝わる、このゴツゴツ&ザラザラとした肌触り。天井から降りる間接照明の光が程よい明るさをもたらしています。床はもちろんヴィンテージスタイル。別の角度で、もう一枚。

いいですねえ。かっこよすぎる。いかついハイカットのブーツを履いたままソファに深く座り込み、瓶(ここ重要)のコ○コーラを飲む。そんな暮らし、いいじゃありませんか。

つづけて、もう一つ。

壁面いっぱいのBRICK(ブリック=れんが)。ポップなブルーのドアが、待ってました!と言わんばかり。何より奥さん。奥に見える収納ですよ。100年物か!と思うほどの色合い。こんな空間には、並べる家具もこだわりたいですよね。

さらに一部屋。

天井の配管。床の色味。そして何より、キッチン裏の白いレンガ壁。綺麗にまとまった空間だけれど、レンガの仕上げによって、雰囲気を醸し出しています。

そして、もう一つ。

こちらは、明るい色のレンガタイルを用いて、空間を仕切っている事例です。これもアメリカンな事例なのか、と聞かれると、どちらかと言えばヨーロッパ系統のテイストな気もしなくもなくなってきてしまいましたが、レンガタイルを用いた事例ということで、ご参考いただければ幸いです。


Ⅱ.素材感が決め手のヴィンテージスタイル

アメリカといえば、デニム。履き込んでいくほど柔らかく馴染み深いものになっていきます。経年変化とも言いますが、大事に使い込んでいくほどに「悪くなる」のではなく、「良く」なっていくモノを持ちたいものです。住まいだって、とっかえひっかえせずに長い付き合いにしていきたい。リノベーション自体が、そういう志向に基づいていたりするわけです。

しかし、

「ヴィンテージスタイルを味わうのに、何十年も待ってられないよ!!」

という正直な方もいらっしゃるでしょう。それでいいのです。下北沢や高円寺に、ヴィンテージデニムを買いにいくのと同じです。
住まいも、はじめからヴィンテージテイストにしてしまいましょう。

ということで、まずはこちら。

まず天井。長い時間をかけて、何人もの住人が、何度も塗り重ねてきたかのような仕上げ。波打つような表情が雰囲気最高です。もちろん床はしっとり。この天井と床のコントラストの間に挟まれる家具は、きっと無骨な鉄と味のある木材を使ったものがいい。

お次は、こちら。

着目していただきたいポイントは、柱と棚。こんな色合いの柱があるだけで、一気に空間に時の流れが。さらに、棚。これがいい味出してます。

 

こんな水回りはどうでしょう。海外のホテルのシャワールームをそっくり移し替えたような空間。これまでご紹介したように、木目がはっきりしたヴィンテージ床板もいいですが、洗いざらしのような風合いの打ちっ放しコンクリートの無骨さも、アメリカテイストにアクセントを加えるものではないでしょうか。

最後にご紹介するのは、こちら。

キッチンは、カントリー調。キッチン床のタイルも、これまで何世代も引き継いできたようなこすれ仕上げ。そして何より目を引くのが、グリーンのタイル壁。リノベだからできる自然な経年変化が感じられる大胆なチョイスです。

おわりに

いかがだったでしょうか。今回は、アメリカテイストのリノベ事例をピックアップしてお届けしました。もちろん、日本の25.5倍の面積のある大国アメリカですから、アメリカテイストは、ヴィンテージスタイルやブルックリンスタイルだけにとどまることはありません。たくさんのリノベーション事例に目を通すことで、「これだ!」と思えるリノベーションのテイストがきっと見えてくるはずです。もし、他の事例にも興味がありましたら、こちらもあわせてご覧ください。

”100軒以上の事例が集まる”BeatHOUSEリノベ事例

空前の北欧ブーム(僕は北欧テイストが好きです)の中で、流されることなく自分の好きなテイストに突っ走る。リノベならきっと叶います。ご興味のある方、ぜひ一度ご相談してみてはいかがでしょうか?

 

リビングだけがリノベじゃない!はっとするリノベ事例〜トイレ編〜


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