「なんとなくこれで良いかな〜」でマイホームを買うつもりですか?
マイホーム。
人生で最も大きな買い物ですよね。
金額も大きいし、今後のあなたの人生の基盤となる場所としても大きいはず。
お子さまがいらっしゃれば、お子さまの実家になる買い物ですよね。どんな家に“決める”かは、お子さまへの影響力も大きいです。
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マイホームを決める難しさ
その大きな買い物を、
「なんとなく」で“選んでいる”方が多いのではないでしょうか。
私たちスタッフは『本当にこれが良いと思っているのだろうか』とマイホーム購入をご検討中の方々を見ていて感じてしまうことも少なくはありません。
それと同時に、
「なんとなく」で“選ぶ”のは当然の流れだとも感じます。
家を“買う”という経験は初めてという方がほとんど。経験があったとしても2度目か3度目くらい。
衣服や趣味のための道具なら、“買う”そしてそれを“使ってみる”“試してみる”という経験を何度も繰り返し、ご自身の好みや使い心地の良さ、どんなデザインが似合うのか、自分らしさを表現できるのか・・・などが分かってきて買い物する時には、その人なりのポイントがある程度は絞られているのではないでしょうか。
何か買い物に行く時。
欲しいものの条件が絞られている場合、お店で提示されたものの中からの“選択”だけでは物足りなくはありませんか。
どんなものが欲しいのか明確であればあるほど、ご自分の要望を満たすための行動をなされるのではないでしょうか。
ご自分の要望を満たしてくれそうなお店に行ったり、店員さんにこんなものはありますかと訊ねてみたり、サイズを計ったり、素材を確認したり、それを使うシチュエーションを想像してみたり・・・。そして買うかどうかを“決める”のではないでしょうか。
家を買うのは、真剣に具体的に悩んで、そして楽しんで!
マイホームもそのように“決断”して手に入れて頂きたい。
住まいは、生活のベースとなるとても大切な場所なのですから。
ちゃんと決断して手に入れ住まいは、
「なんとなくこれで良いかな〜」と思って住み始めた家とは、住み心地も、ひいては今後の人生も、断然違ってくるはずです。
とは言え、
「家を買う経験なんて初めてだからどうすればいいか分からない」というのが本音のところという方がほとんどだと思います。
あなたの言う「どうすればいいか分からない」
というのは、まずどういうことなのでしょうか。
設計上でおさえておくべき点は何なのか分からない
自分はどんな雰囲気の家に住みたいのかが分からない
今後のライフスタイルがどのように変化するか分からない
どんな家にしたいのかリクエストの仕方(用語)が分からない
そもそも家に対して何を求めるものなのかが分からない
一言に「どうすればいいか分からない」と言っても、
その「分からない」の内容は人それぞれです。
さらに、家ではなく部屋に焦点を移すとどうでしょう。
キッチンはどうしたいのか、寝室は、リビングは、玄関は、浴室は、トイレは、ベランダは・・・どうされたいですか?他にはどんな部屋が欲しいですか?
「どうすればいいか分からない」は家全体だけでなく、部屋の数だけあるのではないでしょうか。
あるいは「キッチンに関してはこうしたい!」と部屋によっては具体的な希望をお持ちのことに気づかれる方もいらっしゃるでしょう。
マイホームを“作る”というのは、自分自身のことを知る作業でもあります。
自分は何をするのが好きで、何を多く持っていて、家ではどうのようにして過ごすことが多くて、理想の過ごし方はどんななのか、自分の導線にはどんな癖があるのか、どんな色味が心地よく感じて、何がイヤなのか・・・。
一緒にお住まいの方がいる場合は、その人数分のことを知る作業もした方がいいでしょう。
これは中々面倒でやっかいで大変な作業ですよね。嫌気がさすこともあるかと思います。
でもその分、やはり出来上がりは満足のいくものに仕上がります。
家作りは良きパートナー探しから
そのために、まず見つけたいもの。
それは、あなたの住まい作りをサポートする、良きパートナーとなる存在。
不動産屋を選ぶポイントは、そこにあります。
あなたの要望を表面化・具体化することに優れたヒアリングを、心を込めて責任を持って行える人がいるかどうかです。
そして、その要望を形にできる人たちがその会社にいるかどうか。
マイホームは、あなただけで作るものでも、業者に任せきるものでもありません。
あなたの今後の人生を左右するものなのですから、結婚相手をさがすかのごとく、良きパートナー探しから始めてみてください。
人生最大の買い物です。
お店側から適当に提示された物の中から、なんとなく“選ぶ”のはもったいない。
ご自分のことを見つめ直し、今後のことを見据え直す絶好の機会でもあります。
これからのあなたにふさわしい住まいを、ご自分で“決めて”“求めて”“作る”ということをされてはいかがでしょうか。
そのために、まずはあなたの良き住まい作りのパートナーに巡り会えますこと、
陰ながら願っております。