梅雨こそ積極的に取り入れたい!アロマのある生活

[記事更新日]2017/06/10

日本では、エッセンシャルオイルは雑貨扱いで、どこかお洒落なアイテムのようにもてはやされている感も否めません。
しかし、フランス等いくつかの国ではお医者様が処方されているのをご存知でしたか?

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まずはアロマの歴史を触りだけ

アロマの歴史はとても古く、有史以前からあると考えられています。
古代エジプトの壁画や彫刻には、宗教儀式や病気の治療に利用していた様子が描かれているのだそうです。

そこから時が過ぎ、アロマセラピーという形に発展したのは20世紀前半のこと。
ルネ・モーリス・ガットフォセというフランス人の化学者が、研究中に手に火傷を負いました。彼は近くにあったラベンダーオイルにとっさに手を浸けました。すると、数日の間に痕も残らずに治癒したのだそうです。

アロマ

そのことを機に、彼はエッセンンシャルオイルを医学的に利用する研究に着手。その論文を発表するために名付けられたのが「aromatherapie(アロマテラピー*フランス語読み*)」というわけです。

このことからも、アロマが私たちにもたらしてくれる作用を甘く見ることはできませんよね。

(注:アロマは日本ではあくまで雑貨扱いです。販売元によってオイルの品質も良し悪しなのが実際のところです。ご購入の際は信用できる販売元からお買い求め下さい。そして、「効果がある」「治る」などの表現は薬事法等に反しますのでご注意下さい。)

なぜ「梅雨こそ」なのか

エッセンシャルオイルは、もちろん年がら年中いつでも、私たちの生活を豊かにする手助けをしてくれるアイテムの1つです。

その中でも私は梅雨こそ大活躍してくれる時期はないのではと思っています。

  1. 雨の日が多く、湿度が高い
  2. 晴れの日が少なく、あまり日光に当たれない
  3. 気温差が大きい
  4. 気圧の変化が大きい

梅雨の時期が作り出す環境と言えば、このようなものが特徴ですよね。
湿度が高いと、人は集中力が鈍くなってしまいます。
また中医学では、体調不良を招くほどの湿気を「湿邪」と言います。この湿邪には「重たい」というのが特徴です。頭がぼーっとするというのもその影響の1つとして考えられます。ほかにも、体がだるい、特に下半身がむくむ、胃腸の調子がなんだか悪い・・・などの症状が出やすい時期です。

また、カビが生えやすくなる時期です。食品や湿気が溜まりやすい場所は要注意。洗濯物も部屋干しが増えるのも気になるところですね。

カビ 部屋干し

日光は、セロトニンという幸せホルモンを出す作用があります。体内時計をリセットして整える作用も持っています。
つまり、日光が不足すると人間はうつや不眠といった症状を起こす確立が高まってしまうというわけです。

だからといって“雨=悪”と捉えてしまうのは避けたいところ。
恵みの雨と言われるように、動植物が育つためには必要不可欠です。また、雨は副交感神経に働きかけてくれるのでリラックスした気持ちを促してくれます。逆に晴れは交感神経に働きかけるので元気に活動的にしてくれるのです。
いずれにしても適度であることが好ましいことに違いありません。
梅雨のように雨の日が続くと、副交感神経が優位な時間が長過ぎてリラックスを越えて無気力な状態にまでなってしまいがちです。

なんかは、異常気象の昨今に置いては梅雨に限らずとも言えますよね。
特に夏場は冷房病という言葉が生まれたくらい気温差にさらされる環境にいる人がほとんどですし、夕立どころかゲリラ豪雨が増え、気圧の変化の影響を受けることも多くなりました。
これらも と同様、自律神経に影響を与えます。心身ともに疲れやすい状況です。
の湿度に関しても、日本の夏はジメジメとしているので梅雨に限ったことではないですよね。
こうなると、梅雨だけでなく夏にも引き続きほとんど同じ種類のエッセンシャルオイルを有効的に使い続けられそうです。

梅雨は必ず常備しておきたいエッセンシャルオイル

アロマ

ペパーミント

神経系や消化器系に作用します。
ボーッとしている頭をスッキリと、重い気持ちを軽やかにしてくれます。
消化不良や吐き気がある時などにも使うと症状が緩和されるでしょう。
この時期に嬉しい抗真菌作用もあります。
デオドラント効果もあるので、汗をかきやすいこれからの季節に最適なオイルの1つです。

柑橘系

オレンジやグレープフルーツ、レモン、ベルガモットなど、柑橘系も神経系や消化器系に作用します。
停滞しがちな気の滞りを流してくれるので、気持ちがリフレッシュされ、低下気味の食欲も戻してくれるでしょう。
(グレープフルーツは食欲を抑えダイエットにオススメと言われています。グレープフルーツは食欲促進と抑制の両方の作用があり、食欲のバランスを整えます。また脂肪代謝率を高めると言われているのでダイエットにもよくオススメされています)
(注:柑橘系は光毒性のあるものがほとんどです。肌につける場合は、日光に当たらない夜に限定してお使い下さい)

ティートリー

消毒、殺菌、抗真菌などの作用がとても強い、この時期にはうってつけのオイルです。水虫にも有効的です。
また風邪やインフルエンザが流行る冬にも活躍します。
気持ちをリフレッシュさせる作用も併せ持っています。

使用方法は様々

アロマディフューザーでお部屋に使うのもいいですし、粗塩に4〜5滴オイルを混ぜてバスソルトにするのもいいですよね。
ココナッツオイルやオリーブオイルなどにまぜて、マッサージやヘアトリートメントにもお使い頂けます。(お肌とオイルの相性もあるのでパッチテストをしてからお使い下さい)

ソルト

他にも活用方法は色々とあるので、さらに気になる方は専門サイトや専門書などを参考になさることをオススメします。


この記事の情報を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただくと共に、必要に応じてご自身で専門家等に相談されることを推奨いたします。弊社は、当記事の情報(個人の感想等を含む)と、この情報を用いて行う利用者の判断について、一切の責任を負うものではございません。

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