「家を建てる → 家を買う → 家を作る」時代の変化

[記事更新日]2017/03/23

リノベーション 歴史

最近、スタッフ同士で盛り上がった話を少しお話しできればなと思っていますリノベ不動産|BeatHOUSEの菅原です。いつもご購読ありがとうございます。早速本題へ。タイトルにもありますが、時代によって家がほしいと思った時に使用するフレーズが変化してきています。その変化に気付いた時の盛り上がりレベルは、給湯室でのOLの並みにひっそり盛り上がりました(笑)すみません。

実際、知り合いと話していても、今は家を手に入れることを「家を作る」「家をリノベする」と普通に使っていたりします。そのフレーズを聞くと、時代も変わってきているんだなと感じます。私も以前は、と言っても5年ほど前は家は建てるものだと思っていましたし、新築の家を見るのが好きでした。ネットや本で見るのも、設計士が建てた家ばっかり見てました。最近はというと、自分の中の意識も変わり、家は作るものなのかなと思うようにもなりました。時代の変化でしょうか、もしかしたら住宅業界にいるから感じることなのかもしれませんが、お客様の意識が確実にこの数年で変わってきています。

家を建てる時代

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家を持つと言えば、「家を建てる」こととリンクする世代がいます。大人になり、成人し、仕事もうまく軌道に乗り、結婚もし、子供を持ち、、はい、次は自分の家。というように自分の城を考え始めます。長男は実家を継ぎ、それ以外は家を建てるなんかが一般的だった時代がありました。昭和後半くらいまででしょうか、注文住宅という言葉もまだない時は、地元の工務店に依頼する形で、家を建てる。そんな時代や人々を総称して「家を建てる時代」、「家を建てる世代」と勝手に呼ばさせていただきます。もちろん今も残っておりますが、今でいう注文住宅が一般的な時代です。

そんな家を建てる時代は、棟梁がいて、しっかりと地鎮祭や上棟式などをし、地域や土地に根ざした伝統的な工程を経て、風水もしっかり見て、家を手に入れていたのではないかと思います。構造体も木造軸組構法を用いた家ですね。私の実家も家を建てる時代に建ち、親は家は建てるものだ!とよく言います。

家を買う時代

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今から50年くらい前、高度成長期と共に住宅業界にも変化が生まれてきました。昭和も後半になってくると団地やプレハブ住宅、2x4工法などの新しい工法が一般的になり、大型の、ベッドタウン等の開発地域も増え、マンションや建売住宅の販売が多くなります。今でも◯◯団地と呼ばれる地域などはここ数十年で生まれた新しい地域になります。ここでも私は勝手に総称して「家を買う時代」、「家を買う世代」と呼ばさせていただきます。実際に出来上がっている状態の家を買うという時代が来ます。今でも使いますが、「去年、家を買ったんだよね」とか「そろそろ家を買わないとな〜」というフレーズが飛び交います。

この時代に入ると、マイホームの夢はなんといっても、綺麗に整備された住宅街に住まう「一戸建て住宅派」と成功の証を手に入れたい「高層タワーマンション派」なんて構図が生まれました。つい最近まではデザイナーズマンションと言葉も登場し、家がほしいと考えた時、まず住宅展示場や、モデルハウスなどへ行き、商品を選ぶように家を買うのが一般的でした。

家を作る時代

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ここまで来ると先に言わなければなりませんかね、今は「家を作る時代」になっています。リノベーションやDIY(Do It Yourself)などのフレーズが住宅業界を飛び越えて、一般的用語として使用される時代です。ITが発達すればするほど、個性が大事とされる時代だからこそ、自分のライフスタイルや趣味、家族構成に合わせて自由自在に作り込めるリノベーションを選択される方が増えているからでしょうか。

趣味も家族構成も違うのに、マンションの上から下まで、同じ間取りということに疑問を持ち、自分の好きなものに囲まれた生活を求めて、理想の住まい考え、中古物件を購入して、リノベーションする。そういう方々が確実に増えました。私も今、「リノベーションする」という言葉を使ってしまいましたが、皆様通じましたよね?通じていると信じていますが、たぶん5年程前は「リノベーションする」という言葉が通じない方のほうが多かったのではないでしょうか。今は一般的なワードになり、リノベーションという言葉が社会で通じるになりました。まさに「家を作る時代」が来たということにつながります。

なぜ作る時代に突入したのか

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いつの時代も理想の住まいを手に入れたいという気持ちは変わりませんし、それを手に入れる方法が時代によって異なることが、フレーズの変化につながっているだけなのかもしれませんが、今、社会全体的に、「中古購入+リノベーション」の追い風ムードです。国も人口の減少や高齢化に伴い、空き家が急速に増加しているのを受け、積極的に中古住宅活用を推進しており、住宅業界以外の異業種からの参入も多くなってきています。新築住宅を建てるのではなく、優良な中古住宅をうまく活用していくことが社会全体で求められています。

また、その一つに各金融機関で、不動産物件の購入費とリノベーション工事費をセットにしたローンが扱いがスタートし、住宅設備や建材のメーカーもリノベーションされた空間に合うような商材の取り扱いも始めています。数年前、家を買う時代から家を作る時代へ移り始めていた頃には、考えられないほどのムーブメントが起っています。先日も我々リノベ不動産|BeatHOUSEとして、リクシル横浜ショールームでリノベーションセミナーを開催したほどです。

もちろん、消費者サイドから見てもライフスタイルや、住まいに対する価値観が多様化し、少々古くても、住みたい街で、気に入った物件を買って、自分の好きなように手を入れて住みたいと考える方々が着実に増えています。国も施策も、我々お客様も同じ方向を向いている時代、まさに「家を作る時代」ではないでしょうか。今この瞬間、家を作る時代を支えているのは、「中古購入+リノベーション」ですが、次の時代はどんな時代が来るのでしょうか。楽しみにしながら、先手先手で市場を見ていこうと思います。


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