リノベ不動産|恵比寿南店スタッフ
【マイ場】Vol.3-2:コーヒーと抽出器具を組み合わせて、“方程式”にあてはめる –My Urban Outdoor Field–
[記事更新日]2017/03/24
My UrbanOutdoor Field、略して“マイ場” VOL3 その2
こんにちは!リノベ不動産スタッフです。My Urban Outdoor Field・マイ場、前回よりスタートしたvol.3のゲストは、スノーピーク二子玉川店長の奥山 勇太(おくやま ゆうた)さん。私物のスノーピークギアなどをアーバンアウトドアフィールドに持ち込んでもらい、こだわりのコーヒーラボをレイアウトいただきました!
コーヒーと抽出器具を組み合わせて、“方程式”にあてはめる
リノベ不動産_菅原
今日はコーヒーラボ、ということで。こんなにいっぱい持ってきていただいてありがとうございます。
奥山さん
本当はこの日のために、サイフォンコーヒーを買おうかな思ったんですけど
リノベ不動産_菅原
ラボっぽく(笑)
奥山さん
そう!ラボなら絶対サイフォンある!と思ったんですけど・・・ちょっと奥さんの決済がおりなくて、家にあるものだけなんです。
リノベ不動産_菅原
十分です!むしろ企画としてはそういう趣旨です(笑)
奥山さん
いろいろ理由つけて買ってしまおうかと思ったんですが、見透かされてしまいました(笑)私利私欲はいけないですね。
奥山さん
ラボなので、いろんな抽出器具があるのが1段か2段目で、もう一つは焙煎用のものと生豆をレイアウトして。あとはコーヒー飲むなら器にもこだわりたいということで。いつも使ってるマグですけど。
リノベ不動産_菅原
ありがとうございます。
奥山さん
あとはコーヒーをより楽しむために“フードペアリング”を大事にしてて。ここでも作れるよってことでダッチオーブンを持ってきました。
リノベ不動産_菅原
で、来た人をもてなしたい。
奥山さん
笑)はい。それがキッチンの中のメインテーマです。焙煎は中でやってもいいんですけど、せっかくの半ソトなので、ツーバーナーをいつも下に置いておいて、いつでも庭に焙煎にいける動線が欲しいというのを想定しています。
リノベ不動産_菅原
実際に「飲もうかな」って思った時に、どういう工程を踏むんですか?
奥山さん
3ステップかな。まずどの豆を選ぼうかって。家にある何種類かから決めて。これにしようって決めたら、これに合う抽出方法を考えるんです。 豆はだいたい3種類が常にありますね。
リノベ不動産_菅原
抽出方法も都度考えるんだ!ドリップばっかりじゃないんですね。
奥山さん
基本ドリップが多いんですけど、その中でもペーパーとステンレスがあったり。で、最後にどのマグで飲むか。
リノベ不動産_菅原
なるほど、それとフードペアリングで何と合わせるかもあるし。和菓子なのか洋菓子なのか。
奥山さん
そうです。
リノベ不動産_菅原
一番手前の器具を初めてみました。正直、皆目使い方の見当がつかないんですけど・・・
奥山さん
エアロプレスですね。この器具はアウトドアに向いてますよ。エアロプレスは注射器みたいなもので。パーツが3つからなってるんですけど、色んな淹れ方ができるのが特徴で。スタンダードなやり方だとすごく浅くでちゃうんで、もっとしっかり淹れたいときは逆さにすると、蒸らす時間ができるんですよ。インバートって方法です。
リノベ不動産_菅原
面白いですね。
奥山さん
エアロプレスはね、世界大会があるんですよ。
リノベ不動産_菅原
えっ、それは何を競うんですか?味?同じ豆で同じ状態で淹れて比べるとかですか?
奥山さん
そうです。さっきの話はすごくスタンダードな2パターンなんですけど大会では使い方はノータッチ。とにかく美味しいのを淹れるという。
リノベ不動産_菅原
へえ・・・!そういえば、コーヒー豆って飲むたびに焙煎したりするわけではないんですね。
奥山さん
だいたい2週間毎ですね。焙煎してから2週間が僕は“美味しいかな”って思える限度で。それ以降は酸化が始まってしまうので。一回で200グラム焙煎します。
リノベ不動産_菅原
2週に一回焙煎デーがあって・・・
奥山さん
で、3日後くらいから飲み始める。
リノベ不動産_菅原
豆を落ち着かせるまでに日数がかかるんですね。
奥山さん
いきなり飲んでもいいんですけど、エグミとか味がとがってるイメージがあるので、3日くらい寝かせるとまろやかになるんです。
奥山さん
黒が好きなので、道具は黒を中心に揃えてます。今日はいつも使ってるマグも持ってきました。
リノベ不動産_菅原
うわあカッコイイ!これは焼きものですか?
奥山さん
これはスターバックスの目黒店で購入したマグです。和をモチーフにした店舗でそこの限定品になります。職人さんが墨をテーマにしてて。表面はマットなざらっとした黒なんですけど、その内側にこう金がはいって・・・すごく独特で、それがすごく気にいって。これでいつも飲んでます。3年くらい使いこんで、縁にも金がでてきて味がでてきましたね。となりは和菓子と一緒に飲みたいカップです。マンデリンが餡子と合うんですよ。
リノベ不動産_菅原
そして、シェラカップがお店のディスプレイみたいになってきました(笑)
奥山さん
実は、家でもこうしてるんです。・・・リアル感が無いですか?
リノベ不動産_菅原
いや、私物を持ってきていただいてる時点でリアルなのは間違いないので(笑)実際にご自宅でもこう置いてるのであれば最高にリアルですよ。ここにモノを置きすぎないというのは、ここで作業をするのを想定してるんですね。
奥山さん
そうですね。本当は棚がもう一段あったら、全部棚に置いて、作業台は更の状態にしたいというのはありました。
リノベ不動産_菅原
ああ、なるほど。確かに。
奥山さん
高さのあるグラインダとかミルとか、あとはミキサーとか、そういうものが置かれる想定だとこれくらい空いててもいいのですが、今、僕の持ってる器具だともう一枚棚があってもいいかなと。・・・サイフォンがあったらすっごく良かったのに(笑)
リノベ不動産_菅原
そればっかりは(笑)
リノベ不動産_菅原
では、レイアウトのポイントを教えてください。
奥山さん
実験やラボというのがテーマなので、コーヒーと抽出器具を組み合わせて方程式にあてはめるようなものをここで楽しみたいという思いがあります。それをレイアウトで具現化すると縦軸で考えたほうがやりやすいかな、と。キッチンではなるべく横移動したくないんですよ
リノベ不動産_菅原
わかります!
奥山さん
だから、やっぱり目線上の高さや、メインの場所の下に収納があるのが僕はいいと思ってて。それをこのキッチンに当てはめると、豆があって、抽出器具があって、抽出するスペースがあるっていう。ここで完結するのがすごくやりやすいですね。下の収納に関しては土臭い、アウトドア道具らしいものをあえてセッティングしたんですけど、それは“庭で楽しみたい”というのがあって。「どの道具使って焙煎しよう」とか。
リノベ不動産_菅原
このまま庭に行けるんですね。あ、このツーバーナーって焙煎だけじゃなくて庭でコーヒーを淹れるときにも使えますよね。
奥山さん
それも多分にあります。コーヒーを外で淹れると、のびのびやれるというか(笑)。気持ちの問題かもしれないのですが、外でお湯を沸かすというのもいい時間の使い方なのかなと思いますし。
リノベ不動産_菅原
なるほど
奥山さん
キッチンだと一人の空間で真剣にやりたい時に。庭でやるときは、人をもてなしたいとか、天気がいいとか。昼と夜で分けても面白いかもしれませんね。昼は庭で、夜寝る前はキッチンで集中して一杯入れて。
リノベ不動産_菅原
集中して一杯入れるっていいですね。
奥山さん
ういう時もあるので。そうですね、そんな風に使い分け出来るのがいいかなと思いました。
リノベ不動産_菅原
そんな風に出来るのは、スノーピークのギアがあるからこそですよね。ありがとうございました。
==次回、part.3に続きます==
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