人気急上昇中の中古リノベ住宅。一時的な流行で終わるはずがない理由

[記事更新日]2017/05/06

リノベ不動産がVERYに掲載
↑弊社のリノベーション事例が取り上げられた「VERY_2016年9月号」

ファッション誌にも度々取り上げられるほど、近年お洒落や流行に敏感な方の間で大注目の中古リノベ住宅。欧米らしい雰囲気も人気の理由の1つです。

目次-contents-

中古リノベ住宅は本当に流行っているのだろうか?

ところで、あなたの周りで中古リノベ住宅にお住まいの方はどれくらいいらっしゃいますか?

意外と少ないか、あるいは全くいらっしゃらないのではないでしょうか。

それもそのはず。
一生に一度の大きな買い物の代表格がマイホーム。
すでにお持ちの方は、リノベブーム到来前に購入済みの方が多いでしょう。

これからのマイホーム探しの際には、従来の選択肢だけでなく中古リノベも普通に視野に入る時代となりました。
街中にも、中古リノベ対応の不動産屋が何気に目に入っていることが増えて来ましたよね。

戦後、新築文化が根強い日本。
『中古』という事実に引っかかるかもしれません。
しかし、リノベ済みの物件を内覧したり、どのようなマイホームがリノベでは実現可能なのかプロから説明受けた方は、中古リノベ住宅の魅力に惑わされることでしょう。

ここで気がかりになることの1つに、
「一時的な流行りに踊らされてはいないだろうか」

このように懸念される方がいても当然です。
一世一代の大勝負なのですから。
マイホームは単なるお買い物ではありません。
どれを選ぶかによって、あなたや大切な人たちの将来にまで影響し続ける重大な判断が求められるタイミングです。
現在だけでなく、先を見越して慎重に選びたいところ。
現在の日本では、もてはやされるスタイルであっても、数年後には時代遅れのマイホームになんてなってしまっては本末転倒ですよね。

中古リノベ住宅の時代は、むしろこれから!

中古リノベの時代

中古リノベ住宅が一時的な流行では終わらない強い兆しがあります。
ここからは、その理由をお伝えしていきます。

一言で言ってしまえば、
中古物件市場の拡大を、国が国策として打ち立てているからです。

これは、国土交通省が策定した住生活基本計画に盛り込まれています。

新築住宅が必然的に求められたのは、戦後の高度成長期のことです。
需要に対して供給が足りなかった時代です。
建て続ければ、当然のこと、飽和状態になります。さらに少子高齢化は進み続け、深刻な問題と化しても久しくはありません。今後も少子高齢化は進む見通しです。

新規住宅の量産の時代はとっくに終わっています。
国としても、新築住宅市場から既存住宅活用市場への転換の遅れを認め、その転換へ向けて動き出しています。

欧米諸国ではすでに中古住宅をマイホームとして持つことも一般的です。

同じ先進国である日本がその流れから大きく遅れを取っているのは、日本人の中古物件に対するネガティブなイメージが根強いからとも言えます。
かつての住宅は、とにかく住宅不足解消のために量産されていました。ですから中古物件は『安かろう悪かろう』になっていました。

現在では建築技術も建築基準も高くなり、中古物件でも質の良いものが増えて来ています。
さらに、もちろんのこと中古物件に対してもちゃんと審査が入りますし、必要であればリフォームや改修も施されます。安心して中古住宅を選ぶことができますよね。

中古住宅を手放したい方にも嬉しい流れ

将来的に、マイホームを手放すことをお考えの方にも朗報です。
今までは築年数が経てば経つほど価値が下がる一方であり、最終的には住宅を壊して更地にした方がまだ価値があるというのが常識でした。
しかしこれからは、メンテナンスをちゃんと続けていれば年月を経ても価値が下がらない可能性も高くなり、転売もしやすくなるかもしれません。

住環境は家の中だけではありません

政府は、単に空き家(中古住宅)の解消をしたいためだけに、既存住宅活用市場へ転換しているのではありません。
空き家が減少することでの治安への不安解消や、地域のコミュニティーの希薄化に歯止めをかけることも目的としています。
単に住宅の在り方だけでなく、子育てのしやすい環境、高齢者が自立して生活を送ることのできる環境を整える動きが出ています。

中古住宅への転換の流れは、新築文化の今までよりもより豊かな生活を私たちにもたらせてくれるかもしれませんね。

より豊かな生活のために、購入中古物件に加えたいのがリノベーションです。

リノベーションのススメ

ここで、『リフォーム』と『リノベーション』の違いについてざっくりと確認しておきましょう。

『リフォーム』とは、年数の経った物件を新築の状態に戻そうとする作業です。
『リノベーション』とは、その物件の本来の内装を、間取りも含め、別のデザインに変える作業です。

つまり『リノベーション』をすることで、あなた好みのオリジナルの物件を作り出すことができるのです。ある意味、新築物件以上の価値を生み出す可能性の秘めた作業です。

あなたや大切な方の好みや希望、ライフスタイルを反映させたマイホームは、まさに『私の家』と自信を持って言える住まいとなるに違いありません。

中古リノベ住宅は、流行だから選ばれるのではありません。
高度成長期を経て、今の時代になったからこそ、自然の流れで選ばれるものとなってきました。
生活の基本となる住まいについて真剣に考えられた方が出した結果が、中古リノベ住宅の増加につながっています。


この記事の情報を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただくと共に、必要に応じてご自身で専門家等に相談されることを推奨いたします。弊社は、当記事の情報(個人の感想等を含む)と、この情報を用いて行う利用者の判断について、一切の責任を負うものではございません。

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