色が人間へ与える影響~人と色との関係~ Part2

[記事更新日]2017/06/19

好きな色と、似合う色がちがう。
例えば服をえらぶ時なんかに、このような経験をしたことは誰でも1度はあるかと思います。

色選び

家作りでも、どんなカラーにしたいかは悩みどころの1つではないでしょうか。しかも家のカラーを決めるとなると、服えらび以上に悩みますよね。
好きな色を選びたいけれど、それだけで決めるのは安易すぎます。
服のように自分に似合う色を選ぶというのも、家作りにはなんだか合致しませんよね。

それに家に関しては、1度決めてしまうとその後ずっとそのカラーの環境でいることになる可能性大。慎重に決めて頂きたいところです。

今回は、カラー別にどのような心理的影響を与えるのか見ていきましょう。

興奮を呼び起こす色です。

情熱的な雰囲気を演出するには最適です。
やる気を出し、行動力を上げたり、目を覚ますといった効果があります。
暖かさも感じられる色で、女っぷりを上げてくれるのもこの色。

ただ、使い方によっては安っぽい印象を与えてしまうかもしれません。

オレンジ

元気やパワーを与えてくれる色です。

オレンジに限らずですが暖色系のカラーは時間を長く感じられる効果があります。30〜40分くらいしかその部屋にいないのに、1時間いたような感覚になります。それに加え、食欲促進や明るい団らんをサポートしてくれるので、ファミリーレストランなどではよく使われる色味です。回転率も上げながら、お客様には楽しく美味しく食事の時間を過ごして頂けるということです。

他にも、陽気な気持ちにさせてくれたり、社交的にしてくれる効果があります。
コミュニケーションを積極的に取りたい場所ではオレンジはオススメです。

その反面、落ち着きたい空間の演出には向きません。赤と同様、安っぽい印象も与えがちです。

黄色

アイキャッチの色です。

遮断機などや標識で見かけることも多いですが、黒との組み合わせで危険を知らせる表示に使われます。視認性の高い色です。幼稚園児や小学生の帽子や長靴などにも使われることが多いのは、その存在をいち早く周囲に認識させるという効果をねらうことができますし、夜道でも認識しやすい色だからです。

他にも、明るさやチャーミングな印象を与え、社交的にもさせてくれます。良いアイデアを浮かばせるにも一役買ってくれるでしょう。

反面、やはり騒がしさや落ち着きのなさといった印象も与えかねない色でもあります。

リラクゼーションや癒しの色です。

自然の中にいる時に感じるようなリラックスした気持ち、安心感、リフレッシュを与えてくれ、心に余裕ができて自然体で過ごさせてくれます。恒常性も感じられることで落ち着いていて安全な場所といった印象も与えます。

使い方によっては、退屈な空間にもなってしまうかもしれません。

冷静でクールな色です。

海

自分の内側に深く冷静に入ることができ、落ち着きや集中力を高めてくれます。知的でクール、誠実な印象を与える色です。爽やかさも演出します。

肌感覚としては、涼しいとか寒い感じがします。
時間感覚は、暖色系に対し寒色系の空間にいると時間が長く感じられます。

クールダウンしすぎて無気力になってしまわないように配慮したい色でもあります。

神秘的な色です。

自分の中でバランスを取ることを助けてくれます。つまり自己治癒力に関わることのできる色です。精神と肉体の両方の癒しに効果的です。

ミステリアスで優雅、自信があるといった印象を与えます。
色艶を足してくれるので、色気のある感じにもなります。

その一方で、憂うつな雰囲気や個性が強いイメージにもなります。

ピンク

女の子らしさの象徴といえばこの色です。

優しくて安心感を醸し出します。
やわらかさや、幸せ、かわいい、甘いなどといった印象を与える色です。そのため、ケンカの抑止力もある色です。

使い方によっては、ケバい、子どもっぽい、甘えん坊とも見られてしまうでしょう。

真新しさを表す色です。

白色

白無垢やウエディングドレスに選ばれるほどに純粋無垢で神聖さを印象づける色です。清潔感や品の良さを演出するにもこの色は効果的です。

また、白は全ての光を反射した色でもあり全ての色の光線が含まれた色です。そういったことから、ニュートラルな気持ちや中立な立場に立てるように促したり自己治癒力を高めたりします。
何かをリセットしたり新たなスタートを切ったりする気持ちをサポートしてくれます。

完璧主義な印象を表しもします。冷たさやかたさも感じられる色です。

良くも悪くも、絶対的な力の象徴の色です。

強さや威厳を感じさせます。
重厚感や高級感、フォーマル感の演出も得意です。その一方で、他の色を際立たせるといった黒子に徹することのできる色でもあります。

重い、暗い、怖いという印象を与えるのも得意としています。

グレー

白なのか黒なのか、曖昧さを感じさせる色です。

曖昧というとマイナスな印象を受ける方も多いでしょうが、合わせやすい控えまで落ちついているという、当然のことながらプラスな印象も持っています。
ニュートラルで無機質な感じは、都会的でシック、洗練された感じも演出できます。目立たずに調和を重んじる色です。

黒に近いグレーなのか、白に近いグレーなのか、その明度によって印象もかなり変わってきます。
地味な感じ、やる気のない感じにもなりかねないので、明度や他の色との組み合わせは気を配りたいところです。

安心感を与える色といえばこの色です。

新芽

大地の色ですから、人間のよりどころとなるような色です。
緑とはまた違った安心感やリラクゼーションを与えてくれます。緑は新しい生命力や生き生きとしたフレッシュさや軽やかさを含んだ感じですが、茶は様々な色が混ざってできた色、すなわち複雑な要素を含んだ上での安心感を与えてくれます。ですので、軽やかな感じではなく、どっしりと構えた落ち着きと安定感があるのです。その何ごとにも動じない感じからリラックスや安心が生まれるのでしょう。上品さを演出するのにも一役買います。

ただ、保守的がゆえに退屈さやありきたりな感じにもなってしまうかもしれません。

おわりに

今回は、代表的な10色が与えうるそれぞれの印象をご紹介して参りました。
同じ色味でも明度によって印象は変わります。
さらには光の当たり具合や、他の色との組み合わせでも印象は変わってきます。
そのことにも気をつけて頂きながら、家作りの際のカラー選びに今回ご紹介させて頂いた情報が少しでもお役に立てられれば幸いです。

  1. 参考資料
  2. 「色の心理学」佐々木仁美監修,えい出版社
  3. 「カラーコーディネーター入門色彩」大井義男・川崎秀昭,日本色研事業株式会社
  4. 「色が教えてくれること」七江亜紀,だいわ文庫

この記事の情報を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただくと共に、必要に応じてご自身で専門家等に相談されることを推奨いたします。弊社は、当記事の情報(個人の感想等を含む)と、この情報を用いて行う利用者の判断について、一切の責任を負うものではございません。

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