【リノベ|インタビュー】パッケージプラン✕オプションの合せ技!フルリノベの新しいカタチ

[記事更新日]2020/02/26

フルリノベーションをしたMさんファミリー。現在のライフスタイルに合わせつつ、お子さんの成長とともにフレキシブルに使えるよう先々を見据えた間取りに変え、内装もメリハリをつけたこだわりの空間となりました。家探しの経緯やこだわった点について、Mさんご夫婦に伺いました。

家さがしのきっかけは、賃貸のトラブル

以前のお住まいは賃貸。そこで、水漏れのトラブルにあったのです。

「配管が古くて水漏れして、下の階の方が引っ越しせざるを得ない状況になってしまったんです。その一件で更新してまでも住みたいとは思わなくなって、次回の更新までに家を探して引っ越そうと決めました」

最初から家探しは購入前提で、新築とリノベーションのどちらも視野に入れていました。しかし、マンションにするか戸建にするかは決めていなかったそうです。

「二人とも実家が地方で戸建なので、最初はマンションに対して少し抵抗がありました。でも、長い目で見ると戸建は外壁や屋根の管理が大変かと思ってマンションがいいかなと。共働きだから管理が気楽なマンションの方が合っていると思いました。あと、資産価値を考えたときにマンションの方が売りやすいというのを聞いて、それならマンションだねと」

BeatHOUSEにした決め手は「ローン・事例・リアル」

BeatHOUSEはSNSの広告で見つけられました。他社のリノベーション会社も行かれたとのことですが、BeatHOUSEにした決め手は何だったのでしょうか。

「他のリノベーション会社で話を聞いて、リノベーションの良さを教えてもらいました。そこはあえて物件を持たないスタイルで、だからこそ全ての物件を探せるのが強みと言ってたけど、もうちょっと他でも話を聞きたいと思ってBeatHOUSEさんへ行きました。

BeatHOUSEさんの決め手はローンが一括でできて便利なことと、過去の事例を見て選択肢が広そうと思ったから。あと、机上の説明で終わらず、すぐに『物件を見に行きましょう』とリアルを見せてくれたからです」

内見3件目で決定!物件の決め手は?

リビング

エリアを決めた上で予算と広さを含めて出てきたのは今のご自宅を含めて3件でした。1件目に見たのが現在のご自宅です。

「とにかくロケーションが良くて気に入りました。すぐ近くに河川敷があるから娘が遊べていいなと。その後も他の物件を見たけど、ここは眺望がダントツで良かったです」

もう一つの決め手となったのは、管理の良さでした。

「以前の水漏れの件で、管理状態は重視していました。ほかの物件は管理室があっても管理人さんがいないところもあったけど、ここはいつも管理人さんがいるし、毎日掃除もしていて、いいなと思いました」

最初の出会いから半年ほどで、契約に至りました。

リビングに内窓のある「書斎」を。家族や子どもの気配を感じ、採光も◎

ダイニング

元の間取り3LDK(和室1・洋室2)から1SLDKへフルリノベ

「間取りはかなり考えました。最終的にこの形になったのは、住みながら間取りを変えていけばいいかなと思ったから。最初から部屋を複数造って区切るよりも、自分たちの暮らし方に合わせて変えられるような間取りで始めた方がいいと考えました」

フリーランスの仕事部屋として、リビング内に書斎

「将来、子どもにはリビング学習をさせたいので、リビングは広くしたいと思っていました。あと、フリーランスなので、自宅での仕事部屋が欲しくて、リビング内に造ってもらうことにしました。内窓は明るさを取り入れるためと、子どもの様子を見られるようにするために付けました。子どもが大きくなったらここを子ども部屋にしてもいいかなと思っています。もし中を見られたくないと言ったら、カーテンを付ければいいですし。今も将来も使える部屋です」

照明いらずの陽当たり・風が抜けるリビング~寝室

リビング

物件の魅力の一つが採光の良さです。リビングの開放感を高めてくれます。日中は暖かく、照明もエアコンもつけないそうです。

「冬場でも日中は暖かくてエアコンはつけません。床暖房はないんですが、日の光が入ると足元も寒くありません。表面の無垢材の足あたりの良さも影響しているのかも」

こちらは、表面に無垢材がはられた突板フローリングを採用していますが、足当たりは無垢材と変わらないと言います。

フローリング

風通しの良さも抜群です。寝室の窓を開けてドアを開けておくと、室内全体に風が通り、夏も涼しいそう。

「たまに風通しが良すぎて、ドアがバタンとしまっちゃうほどです(笑)」

パッケージプラン+オプションの新しいスタイル

パッケージプラン

■予算内で自分らしいスタイルが叶った「パッケージプラン」

居室内は木をふんだんに使ったカフェのような空間になりました。内装は、BeatHOUSEのパッケージプラン。

「予算のうち大半を物件が占めたので、リノベーションにかけられる費用が限られてしまって。そこで勧められたのがパッケージプラン。各所ごとに人気な建材を選べるので、わかりやすくて良かったです。例えば、床ならナチュラル色にするか濃いブラウンにするか。そこにオプションも付けられたので、ある程度の目安を出してもらいつつ、『こだわりたいところにはこだわれる』というのが良かったです。」

リノベーションは自由度が高く、自分好みでカスタマイズできるのがメリットである反面、一つひとつの選択に時間がかかるということもあります。そういった手間を省けるのがBeatHOUSEのパッケージプランです。プランの中にも選択肢があり、かつオプションもあるので自分らしさを出すことが可能です。まったく自由すぎでも困るという方や、予算を決めている方にはオススメです。

■カフェスタイルだけど「温もり感」が強くなりすぎないように

居室内は木をふんだんに使用したカフェのような空間になりました。しかし、気をつけたのは“温もり感”が強くなりすぎないようにしたこと。

「木の感じが好きなんですけど、温もり感が強すぎないように金具は黒にして、引き締めるようにしました」

キッチンカウンターの金具やドアノブ、リビングの物干しレールは黒をチョイス。所々に黒を取り入れると、それだけで部屋の印象が変わります。

パッケージで選べるリノベで人気の「ヘリンボーン柄」。タイルの目地にもこだわって

キッチン

■キッチンはリビング全体を見渡せる対面式にしました。

「カウンターもいくつかの柄から選べて、ヘリンボーンにしました。」
張り方一つで、部屋全体に抜け感を演出する、今リノベーションでも人気急上昇なのがこのヘリンボーン張りです。

■一番こだわったのはタイル壁の目地。今後長く暮らすことを踏まえた上で、目地の色を決めました。

「タイルは白一択だったけど、目地の色を選ばせてもらいました。黒にするとブルックリンスタイルになってかっこいいけれど、長く住むことを考えるとちょっと個性が強くなりすぎるかと思い、主張が少ないけどちょっとこなれたグレーにしました。目地の選択肢が白・グレー・黒だったんですが、白では味気ないし、グレーにしたいけど、そのグレーがなんとなくしっくりこなくて。それを伝えたら他のグレーを探してくれて、この色に決まりました。」

キッチンタイル壁

タイル壁は目地の色で印象が変わります。タイルの色との組み合わせでさらに大きく変わるので、サンプルや事例写真を見て確認するのがオススメです。上の写真のように、白タイルで目地が白ならすっきりと洗練された印象に、グレーは柔和だけど表情が出ます。黒は対極した色同士なので互いに個性を際立たせて、キリッとクールな印象になります。

廊下との仕切りもタイルで仕上げました。洗剤やお子さまのエプロンなど、毎日使う物を掛けられて便利です。

リノベーションで人気の土間、明るさを出すために施されたさりげない工夫

土間

■昨今リノベーションで人気なのが土間です。趣味の道具を置いたり、ちょっとした自分のスペースとして活用したりと、住む人によって使い方はさまざま。Mさんご夫婦はなぜ土間を造られたのでしょうか。

「自転車を外に置きたくないのと、河川敷がすぐ近くにあるから、今後子どもの外遊びが増えて汚れたオモチャをそのまま置ける場所が欲しくて土間を造りました。河川敷に小さなテントを張ってピクニックするご家族をよくお見かけするんですけど、いつかうちもやりたいと思っています」

幅が広い土間は、荷物をまとめて置くことができます。少し奥まっているので、廊下から見ても景観を崩さず、生活感を感じさせません。

■窓がない土間に、どうやって光を?
実はこちらの土間、当初は光が全く入らない場所で電気の設置も検討していました。そこで担当者が提案したのがスリットです。一番奥の寝室との壁にスリットを入れることで、寝室の光を入れられます。

リノベーションで困ったことは?

■パッケージプランによって内装もそこまで悩むことなく決まったMさんご夫婦。リノベーションで何か困ったことはなかったのでしょうか。

「水回りの関係で、キッチンの位置は元のレイアウトからあまり変えられませんでした。こういう制約があるんだなぁと思いました。あと、インターホンは現在の位置から動かせないとわかって、それならニッチにしようと思い、デザインを考えてもらいました。ニッチができたことで、キッチン側の壁にはいつも使うアイテムを掛けられるようになったので良かったです」

インターホンを動かせれば、当初は壁を造る予定はなかったそうですが、造ったことでキッチンが使いやすくなったと言います。一般的にリノベーションでは、排水やインターホンなどの内部の状況については解体してみないとわからないことがあります。その時のポイントは「どんな生活をしたいか」がブレないこと。デザインにとらわれずに「その生活が叶えられる」という視点が次のアイデアに繋がっていきます。

これからリノベーションをする方へメッセージ

リビング

■最後にMさんご夫婦から、これからリノベーションをする方へメッセージをいただきました。

「間取りは全て妻に任せましたが、僕がこだわったのは土間。自転車が入れられる土間が欲しくて、工事中に何度も足を運んで、自転車が入るかどうか確認しました。こだわりたい部分は、自分が置きたい物を実際に置くなどして、サイズ感を確認するのがいいと思います。あとは、実物をよく見ることは大切だなと。サンプルにしてもショールームにしても納得のいくまでよく見てみてください」

「ここに引っ越してきたばかりのとき、娘が『今日は新しいおうちに帰るの?』と、とても気に入って。何度も『かっこいい』と言ってうれしかったですね。以前の家は床が濃い色で、それに合わせてクールな感じでしたが、今は明るい感じになって気に入ったのかな。子どもがいると家を購入するタイミングってわからないと思うんですが、個人的な意見としては、この先の何十年かが想像しやすくなったタイミングで考えるといいかなと思います。そうすると、どんな家がいいか明確に決められると思いますね。持ち家の良さは、やっぱり自由にできるところ。物件によっては大幅に間取りを変えることが難しい場合もありますが、内装は自由にできるので楽しいです。私たちは賃貸で部屋のインテリアを練習してきたので、購入を考えている人は賃貸のうちにイメージを膨らませて練習してみるのがいいと思います」

今回ご紹介したリノベーションのポイント4つ

(1) パッケージプランの活用

今回のリノベーションは、パッケージプランを活用した事例でした。リノベーションというと、全て一つひとつを自分たちで決めるイメージがありますが、選択肢の中から選ぶことができます。過去事例で人気の建材が含まれているので選びやすく、選ぶ時間の短縮にもつながります。リノベーションをしたいけど幅広い建材から考えるのは億劫な方は、このようなプランを活用するのもいいでしょう。

(2) パーツによって空間の雰囲気が大きく変わる

Mさんご夫婦のご自宅は木をふんだんに使いましたが、アクセントとして黒い金具を取り入れました。ちょっとしたことのように感じますが、ドアノブなどは至る所にあり、目に入る回数も多い物。実は、想像以上に居室内の印象を左右します。今回ご紹介したキッチンのタイル壁の目地もそのひとつ。細部のこだわりが、与える印象を大きく変えるのです。

(3) 内窓・スリットで明るさを取り入れる

物件によりますが、電気を設置しなくても明るさを取り入れられることができます。今回の仕事部屋は内窓、土間はスリットを入れることで明るさをもたらしました。電気をつけても暗い場合、補足としてこのような小技を効かせて明るさを引き出すことは可能です。

(4) 予定外の事態が起こっても、アイディア次第でより良い環境になる

リノベーションでは当初の予定と大きく変わることが多々あります。しかし、そこから生まれる新しいアイディアによってより使いやすくなることも。今回はキッチンのニッチがそれに当たります。うまくいかないように見えて、最終的に「結果良かったね」と言える大逆転が可能なのがリノベーションの魅力です。

リノベーションだからこそできるポイントが詰まった事例でした。ぜひ参考にしてみてくださいね。


この記事の情報を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただくと共に、必要に応じてご自身で専門家等に相談されることを推奨いたします。弊社は、当記事の情報(個人の感想等を含む)と、この情報を用いて行う利用者の判断について、一切の責任を負うものではございません。

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