<戸建て事例集>マンションリノベが花形ですが。Season3
こんにちは。BeatHOUSEのキムラです。
この記事を見ているということは、かなり定期的に弊社のホームページやコラムに足を運んでくださっている方か、ある昼下がり、雨混じりの春の匂いを含んだ風をソファでゴロゴロしなから浴びている方、または、満員一歩手前の急行列車で窓の外の桜並木を眺めながら「今年も春、終わっちゃうな」と晩春に想いを馳せている方、のいずれかだと思います。この度はこのコラムにたどり着いていただきましてありがとうございます。
さて、トレンディードラマ感が滲み出ている、この企画「マンションリノベが花形ですが。」。Season3となりました今回は、『戸建てだって最高だ』と、画面の前のみなさまに感じていただけるよう、自社の施工事例だけを手前味噌に褒めるのではなく、他の業者様が行なっている事例を”ほめに、ほめちぎって”いきたい所存です。
その前に、改めて『なぜ、戸建てのリノベーション事例を紹介しようとしているのか』について、”意識高い系”の言葉を用いてお伝えしたいと思います。
毎日アップデート(更新)される弊社の記事を心待ちになさっていただいているロイヤリティーカスタマー(お得意様)の方はアウェアネス(お気づき)の通り、建物の構造上のポテンシャル(潜在的な可能性)から、マンションをはじめとする集合住宅の方が、一戸建てに比べてリノベーションがストレスフリー(自由度が高い)なことが多いのです。一戸建ては、室内の柱や壁がコンプレックス(複雑)に絡み合い構造をメインテイン(維持)しています。そのため、好き勝手に間取りを変更したり柱をとったりすると、建物が壊れてしまいます。戸建てのリノベーションは、そうした制約と寄り添いながらも、戸建てだけがもつアドバンテージ(有利な点)をいかし、結果にコミットするわけです。
-ライターのキムラ(2017)
ええ。自分でも何を言ってるのかさっぱりわかりませんが、
「世の中的には、あんまり流行ってない戸建てリノベですが、マンションリノベには醸しだせないいいところがたくさんあるのだ!」ということをお伝えするのが、この「マンションリノベが花形ですが。」なのです。
※Season1、Season2をまだご覧いただけていない方はこちらからどうぞ!
「マンションリノベが花形ですが。Season1」
「マンションリノベが花形ですが。Season2」
人は中身が10割だと思っているあなたへ
あなたは、人を判断するとき何で判断していますか。
ルックス? 性格? 育ちの良さ?
もしあなたが、「ルックスや学歴なんて関係ない。関わる人の中身が全て」というポリシーをお持ちの方なら、家選びにおいて、リノベーションは完璧な選択肢かもしれません。
ご存知の通り、基本的には建物の外観までをリノベーションするケースは少ない。同じコストがかかるなら、部屋の中身に重点的にコストを割いていく選択肢があります。それでは、中身が10割の事例をお届けしましょう。
ケース1:会社では硬派な彼のオフの一面。
会社で硬派な人っていますよね。無口なんだけど仕事は完璧。部下のミスもさらりとフォローしちゃってる。そういう人は、オフな日も完璧主義者で、夜景の綺麗なタワーマンションの一室で生活感のない空間に暮らしている…なんて勝手なイメージをもつけれど、案外そんなことはないのかも。実は、ブルーのタイルが映える北欧風のキッチンで、手間のこんだ料理と向き合っているかも。
オンの時の、シックでモダンなイメージのあの人の雰囲気とは違う、オフの日のやさしく温かみのある素材感感じる住まい。戸建てだからこそのこの天井の意匠。直角に交わる梁(はり)が、やさしい印象。
和室もあるけど、ただの和室じゃない。そこには、あの人のセンスの溢れるこだわりがはっきり感じられるブラックの和室。
戸建てだからこその、ウッドデッキ。まさに、現代の縁側。戸建だからこそ得られる良さを十二分に生かしたこんなお家、いかがですか。
ケース2:「なんだかんだ言うけど、結局ルックスと性格どっちも大事よね。」
この骨組み。まさに、戸建ての味わいでしょうか。ぼーんと張り出した縦・横の柱と梁。三角形の天井もまた戸建てならではの高さ。柱を伝わせてグリーンを。家具選びにも気合いが入ります。まさに、満点のなかみ。
玄関の土間スペースはこちら。明るい光が差し込む玄関は、趣味の場所。ここから、さっきのリビングに繋がっていくわけですから、まさに「中身(性格)はカ・ン・ペ・キ」。
冒頭で、中身が10割とか言いましたが、結局みんなルックスも大事なんですよ。上が、リノベ前です。そして、下が、リノベ後です。
いやはや。ルックスまで完璧とは、もうただただ尊敬。お予算に余裕があれば、外装までのリノベももちろん可能です。
ケース3:仰け反るほどの、高さ。沈み込むほどの、落ち着き。
さて、Season3の最後にお届けするのは、”圧倒的落ち着き感のある年上のあの人”、が住んでいそうなこちら。白を基調とした室内に、明るい色合いの木材が映えますが、何より戸建てならではの、この吹き抜け。ちなみに、リビングのビフォーはこちら。
大奥に出てきそうな「The和室」。それが、こうなるわけです。
いやー明るい。落ち着きと開放感。太くどっしりとした柱が、かつての和室の名残でしょうか。
最後に、リビングからもう一枚。壁一面の窓ですが、フレームが、室内と調和した色合い。実は、マンションのリノベーションでは、窓や玄関ドアは共用部にあたり交換できません。でも、戸建てなら、庭に向かうこの情景を、統一感のあるデザインにまとめあげることができます。
おわりに
さて、いかがでしたでしょうか。マンションリノベが花形ですが。Season3はこれでおしまいです。戸建てリノベの良さをこれからも広めていきたいので、ぜひぜひ次回もお楽しみに。ではまた。