<戸建て事例集>マンションリノベが花型ですが。Season1

[記事更新日]2017/03/31

読みづらいタイトルでお手数お掛け致しております。(なんというか、自分でつけておいて言うのもおかしな話ですが、コメディータッチのちょいダサい連ドラみたいなタイトルですね。)

タイトルずばりで今回は、一戸建てのリノベーション事例をお届けしていきたいと思います。

世間的には、マンションリノベが大流行しておりまして、弊社の事例のうち、かなりの数がマンションリノベです。

しかし、戸建リノベだってもちろんあります。

戸建は、マンションと比べて、構造上、おいそれと変更できない壁や柱も多いです。そのため、空間を完全にスケルトンにして自由にデザインをしていくのは、マンションが向いています。しかし、戸建には、「そもそも広い!」「庭がある」「窓のサッシなどの共用部は、マンションだと手を加えてはいけないが、戸建に制限はない!」「上下左右に住んでいる人のことを気にしなくていい!」といった戸建ならではの良さがあります。

最初から「マンションがいいなあ」と決めてしまうのではなく、調べてみたら、「実は戸建てのほうが、理想の住まいが実現できる!」なんてケースもあるはず。

戸建がもつ良さを生かしつつも、新築の時以上に生まれ変わった「戸建リノベ」の事例をお届けしていきます。

戸建リノベも最高だ

リノベーションの醍醐味は、何と言ってもそのデザインではないでしょうか。
新築であれば予算の都合で諦めていた床板やドアなどの細かな建材も、リノベーションなら選べます。さらに言えば、一戸建ては、間取り変更にコストがかかるので、間取りはあまりいじらずに空間のディティールに予算を振り分けたりするパターンもあります。それではまいりましょう。

見せる柱、仕切る柱

まずはこちら。目に付くのは、タテヨコに伸びる、柱・はしら・ハシラ・HASHIRA。この柱、飾り物ではありません。この建物を構造上支えるための大事なものなんです。ひと続きのLDK(リビングダイニングキッチン)ですが、横に伸びる柱によって空間が仕切られているように感じます。奥に見えるのがキッチンエリア。アイランドキッチン、憧れます。少し小ぶりなシンクは、キッチンエリアをぐるっと回れるように考えられた大きさです。もはや、料理が趣味です、と言わないわけにはいかないでしょう。

別の角度でもう一枚。マンションだと、ベランダや、サッシ、ドアなどが共用部の扱いとなり、自由に色を変えたり取ったりできないケースがあります。そのため、室内はものすごく洗練されているのに、窓枠だけ古さが残っている(ほとんど気にならないですが)こともあります。ここも戸建リノベのポイントで、ベランダも、室内の柱が伸びるテイストにそって、ウッドデッキのように仕上げられています。窓を開け放ったら、さぞ気持ちいい風が通ることでしょう。


重厚感と、やっぱり吹き抜け

どんっ!!って、効果音をつけたい重厚感のあるこちらの物件。ドアや外側のパネリングも、今回のリノベにあわせて追加装備。それでは、いざ室内へ。

どうです? これですよ、戸建の良さは。吹き抜け。世の中に玄関が広いマンションは多々あれど、上方向にも開放感のある物件はそうそうありません。しかし!!このような物件であれば、お二階まで突き抜ける吹き抜けがリノベの高級感のあるディティールと相まって最高の開放感を実現しています。そして、リビングへ。

家の外から、玄関。そしてリビングまで。一貫した高級感。天井をくりぬいて、空間の高さを作り出しています。

最後にもう一枚。

こちらの天井も素敵です。床と天井にふんだんに用いられた高級木材。しっとりとした光沢で包み込まれるようです。


”あたらしい”平屋

平屋。それは、

そう。つまり1階建て。構造が単純で、住宅が足りなかった昔々は、たくさんの平屋が作られ、伝統的な日本建築の平屋としても数多く残っています。

平屋は、風通しが良く、階段がないのでスペースを有効活用できます。さらに高さが低いため、構造上も強い。

そんな平屋の良さをいかしたリノベーションの事例をご紹介します。まずは外観から失礼します。

この雰囲気かわいいですよね。外観は、玄関部分のタイルとドア、照明。それと、真っ赤なポストを新たに加えています。それ以外は、ほぼ既存のままですが、ドアを変えるだけも印象はだいぶ変わります。それでは室内へ。

この斜めの天井。マンションの最上階か、戸建てでしか実現できないような天井です。天井のパネリングから生えているかのような太さ様々な梁(はり)。空間を引き締めています。

いやーやっぱかっこいいですね。柱と梁。まさかこんな空間になっているとは、外観のかわいらしさとのギャップも最高です。

そして、キッチン側からパシャリ。

手前と奥側の天井の高さが異なり、吹き抜けのような印象に。天井の高低によって、ドアや壁で空間を遮らなくても、メリハリのある室内に仕上がっています。

おわりに

今回は、戸建てリノベの事例を選りすぐってお届けしました。世の中、マンションリノベが花形かもしれない。でも、柱や梁を生かした空間づくりや、吹き抜けを用いるリノベーションなどなど、戸建てだからこそ得られることも多々あります。固定観念に縛られることなく、たくさんの視点から十人十色のリノベーションを実現してみてください。

実は、戸建てのリノベ事例は、まだまだあります。
「マンションリノベが、花形ですが。Season2」もお楽しみに!


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