<戸建て事例集>マンションリノベが花形ですが。Season4

[記事更新日]2017/04/27

こんにちは。リノベ不動産のキムラです。
春はあけぼの。だんだんと白くなっていく山際が少し明るくなり、紫色っぽい雲が細くながーい様子が良い季節ですね。
4月という、どこか地に足つかない雰囲気を感じる年度のはじめ。新しい出会いもあれば、昨年度と変わらぬ雰囲気のまま一年をスタートさせた方もいらっしゃると思います。そんな折、このリノベーションマガジンに迷い込んでしまったこと、心から感謝いたします。

つきましては、リノベーションに興味をもっていただけているだけではなく、マンションではなく、戸建てのリノベーションにまでご関心があられるあなたに、ぜひこの企画「マンションリノベが花形ですか。」を流し読みしていただけましたら幸いです。

本企画では、最近主流のマンションリノベではなく、一戸建てリノベの事例を厳選してお届けしています。一戸建てには、マンションにはない良さがありまして、それをいかしたリノベーションの事例を、自社・他者様問わず集め、”ほめて、ほめて、ほめちぎります”。

これまでのシーズンは、こちら。

Season1 Season2 Season3

いささか、トレンディーで胡散臭いタイトルではありますが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。

それでは、参りましょう。4回目の『マンションリノベが花形ですが。』

マンションリノベに負けないぞ

マンションリノベの良さは、その自由度にあるわけですが、天井の高さや、庭、吹き抜け等々、戸建てならではの良さも、同様にあるわけです。
そんな戸建リノベの良さを抽出していきます。

ケース1:「あ、寒い? 薪もってこよっか」

Houzz_一般社団法人 日本住宅リフォーム産業協会 JERCO和風のリビング・居間の写真はこちら

春が終わると、夏がきて、気が付くと、そのあとは秋がきます。当たり前ですね。気温が下がれば、暖房の季節到来です。あなたの暖房は、エアコンですか? それとも、石油ストーブ? この家の暖房は、「薪ストーブ」です。少しだけ、使いこなすのに練習がいる薪ストーブですが、慣れてしまえば毎年毎年、薪ストーブに点火するのが楽しみで待ちどうしくなるはず。偽物ではなく、本物の火は、視覚的にも空間を独特の明るさで包みます。そんな薪ストーブ、マンションには入れられせん。なにせ煙突をつけないといけないですから。薪を運んだり、火をつけやすいように割ったりする作業はきっと、冬の家族の恒例行事になるでしょう。煙突が伸びる先の天井は、屋根の形そのままの斜め。一戸建てならではの、天井高に、一戸建てならではの薪ストーブを。味わい深い木材の梁を添えて。これぞ、戸建ての良さのフルコース。

ケース2:ロフトはアパートだけのものじゃない

Houzz_近藤康貴住まいの写真はこちら

一人暮らしのアパートを探していると、よく見かける「ロフト付き」。はしごを登ると大人が立ち上がるには、少し低いくらいのあのスペースです。ワンルームなのに、なんだか2階建てのような雰囲気を味わえるあの構造です。それが、戸建てになるとこんな感じです。

Houzz_近藤康貴住まいの写真はこちら

そもそも天井の高いこちらのお部屋ですから、ロフト部分の高さも十二分。吹き抜けのような空間構成を実現しています。あ、そうそう。ロフトのワクワク感は、子供のころの秘密基地の感覚に似ているからでしょうか。いまこそ改めて秘密基地。いかがですか。

ケース3:古きをあたため、新しきを知りましょう

Houzz_HUCOS和風の住宅のエクステリアの写真はこちら

なんとまあ、立派なお家のこちらですが、リノベーション前は、このようなお家でした。

HUCOS 長野市他の家づくりに関する写真はこちら

そう、古民家です。瓦屋根と構造が雰囲気たっぷりですが、内装はさらにロマンに溢れています。

Houzz_HUCOSアジア風のリビング・居間の写真はこちら

どうですか。これぞ、時代を超えて紡ぐ家。見せかけではない、本当に建物の構造を長きに渡って支えてきた柱と梁。天井が高い一戸建ての良さに加えて、味わい深い壁の色の褪せ方。

Houzz_HUCOSアジア風のリビング・居間の写真はこちら

いいですねー。入り組んでますねー。

Houzz_HUCOS和風の玄関の写真はこちら

そしてやっぱり、薪ストーブ。いいとこ取りです。

Houzz_HUCOS和風の廊下の写真はこちら

渡り廊下がある家って、すごいですね。近代的で、クールでスタイリッシュな建物もたしかにいいですが、日本ならではの建物のつくりを生かしたリノベーションも、日々暮らしていく住まいづくりの一つの選択肢になるはずです。こうした古民家の多くは、だんだんと姿を減らしています。古き良き日本邸宅を、リノベーションをすることで不自由なく住まいながら、残し続けることができる。古いから壊してしまうという文化を、リノベーションで変えていけるかもしれない。なんて、そんな真面目なこと考えてもしょうがないですが、古民家の構造だからできる良さがきっとあります。

おわりに

「マンションリノベが花形ですが。Season4」はいかがだったでしょうか。これからも、自社・他社様問わず、「これだ!」と思う、戸建て物件をみなさんにお届けしていきたいと思います。少しでもリノベーションにご興味が出てきましたら、ぜひ一度私たちのオフィスに遊びに来てください。リノベーションマガジンで記事を書いているライターにも会えたりします。弊社オリジナルコーヒーを飲みながら、リノベ談義ができたら幸いです。では、また。


この記事の情報を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただくと共に、必要に応じてご自身で専門家等に相談されることを推奨いたします。弊社は、当記事の情報(個人の感想等を含む)と、この情報を用いて行う利用者の判断について、一切の責任を負うものではございません。

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