断捨離に必要な3つのポイント-日本の行き過ぎた「もったいない」

[記事更新日]2017/09/28

sagashimono

あなたは家の中でどれくらいの頻度でものを探していますか?

イギリスのある民間保険会社が成人男女3,000人を対象に、「人間はどれくらい探し物に時間を費やしているか」を調べました。
すると、1日10分、一生で153日分も探し物に時間を費やしていることが分かりました。これを個数にすると、1日で9個、年3,285個、20歳からの60年間で20万個も探していることになります。しかも、75%の物は結局家の中で見つかっているそうです。

人生でこれだけの時間を探し物に費やしているとは…1年間で60時間つまり2日と12時間!この時間を他のことに使えますよね。では、探し物をしないためにはどうすればよいのでしょうか。収納スペースを活用して整理整頓できていることが最善の近道だろうと思います。

* 少し視点を変えてみると・・・

ということで、上手な収納の仕方を考えようと思ったのですが、ここで少し視点を変えてはみませんか?

世界に目を広げると、日本人は物であふれた生活をしているのをご存知ですか?
世界中の国で平均的な家族に、家の中の物を全て家の外に出して見せてもらう「Material World」というプロジェクトがあります。これは、1990年代初頭に写真家Peter Manzel氏によって行われました。彼はこのプロジェクトを『地球家族―世界30か国のふつうの暮らし』という書籍でまとめています。
ここでは、「インド」「中国」「アメリカ(テキサス)」「ロシア」「日本(東京)」の5カ国だけご紹介します。1990年代初頭に撮られた写真なので、どの国も今はもう少し物が増えているでしょうね。

①インド
インド

② 中国
中国

③ アメリカ(テキサス)
アメリカ

④ ロシア
ロシア

⑤ 日本(東京)
日本

日本人!? 唖然としてしまう程のものの多さ!!

日本は国土が小さいため、家が小さくなってしまいます。そのため収納スペースも小さくなっており、これは都心では尚更なのではないでしょうか?にもかかわらず、膨大な量のものに囲まれた生活を送っている、、、これでは家が綺麗に片付くはずがありません!(笑)

まずは、収納スペースや方法ではなく、中に入れる物のことを考えましょう。確かに収納スペースを作ったり、上手な収納の仕方を知ることは大切です。しかし、我々日本人は使わない物を収納しているのではなく、しまいこみ、そしてその存在を忘れてしまっていることが多いのです。要らない物は捨てて要るものを収納しましょう。

* 物の減らし方 

物を減らすといえば「断捨離」ですね。
ところで「断捨離」って、ただ物を捨てればいいというわけではないこと、ご存知でしたか?
・断:入ってくるいらない物を断つ。
・捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
・離:物への執着から離れる。
というように、きちんと意味があります。

そもそも断捨離とは、やましたひでこさんの著書において発表された言葉で、不要な物を減らして生活に調和をもたらそうとする思想のことを言うそうです。彼女は著書において、
『日本では伝統的に「もったいない」という観念・考え方があるが(これはこれでひとつの考え方・価値観ではあるが)、この考え方が行き過ぎると物を捨てることができなくなり、やがてすでに使わなくなったモノ・将来も使うはずがないモノなどが家・部屋の中に次第に増えてゆき、やがては自分が快適に居るための空間までが圧迫され、狭くなり、また人は膨大なモノを扱うのに日々 膨大な時間や気力を奪われるようになってしまい、知らず知らずのうちに大きな重荷となっていて心身の健康を害するほどになってしまう。』としています。

例えば、女性は「もったいない」「いつか使うから」と言って、ビニール袋や紙袋を溜めがちですよね。でも、そもそもそれらを使うことがもったいないと少し考えを変えてみれば、エコバックで事足りるのではないでしょうか。まずは「断」つまり要らないものを断つことを心がけると良いかもしれませんね。

* 断捨離のポイント

まずは、自分の持っている物を3つのカテゴリーに分類していきましょう。
例えば「①いる(必要な)もの」「②迷うもの」「③いらない(必要でない)もの」の3つ。もしくは「①今使っているもの」「②いつか使うかもしれないもの」「③今使っていないもの」の3つなどなど。
ここでの最大のポイントは、分類に一瞬でも迷ったら②に分類するということです。

そして、この分類したもののうち、②③を捨てます。これでかなりものの量が減ります!

・・・「②も捨てちゃうの?」と思った方、多数いらっしゃると思います、私も思いましたから!そういった方は、②はゴミ袋にまとめておいてください。自分で3ヶ月など期間を定めて、その期間中に必要にならなかったら捨ててください。きっと、使わない物がほとんどになると思います。

* ここでちょっと実体験

ここまで色々書いてきた私ですが、実は部屋にものが多すぎて部屋が片付いていませんでした。使わない物が収納されていて、使う物は机や床に出しっぱなし、でもどこに何があるかを把握していて困らないから片付ける必要はないといった酷い有様でした(笑)
そこで一念発起、このやり方を実践しました。

・いつか復習すると思って残しておいた高校3年間分のテストや教科書やノート
(8割は復習しませんでした)
・その時は思い出だと残しておいたもの(8割程何か思い出せませんでした)
・よく考えたら数回しか着ていない服(存在すら忘れている物も)
・読み直したことのない本

といった感じで、色々なものを捨てに捨てまくった結果、元の量の4割程しか残りませんでした!そして、要らないもののために割いていた収納スペースを要るもののために使うことができて綺麗になりました。

一番迷ったのはぬいぐるみです。あのつぶらな瞳で見つめられると捨てられなくなってしまうんです…結局「①必要」「②迷う」の二つに分類して、②の中でも半年でさして思い出さなかったぬいぐるみとはお別れしました。(ゴミ捨て場に持っていく勇気は出ずに親に持っていってもらいましたが…笑)
このように断捨離を実践して、私は汚部屋からは卒業しました。少し説得力が増したのではないでしょうか?

* まとめ ~リノベーションなら!~ 


先程も述べたように、日本特に都心では自分の望む十分な収納スペースが確保されていない家が多くなっています。物を減らすのにも限度がありますし、やはり収納は大事です。通常は既に決められたスペースに収納棚を取り付けるくらいしか選択肢がありません。
しかし人によって本や服など、必要な収納は異なります。そんな十人十色に対応できるのがリノベーションです。ご自身の現在や理想のライフスタイルに合わせて、住まいづくりをリノベーションでしてみませんか?


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