猫と私がくつろげる、出窓コーナー「陽だまりスペース」のある家


POINT

今回ご紹介するKさん宅は、猫と暮らす方に見ていただきたい事例です。愛猫2匹と快適な毎日を過ごす住まいには、たくさんの工夫が詰まっていました。人も猫も心地よい空間はどのようにして生まれたのでしょうか。
Kさんに物件探しからリノベーションでこだわった点についてお伺いしました。

【物件探しのこだわりは「出窓」】

「ホテルに行ったときに、窓の側でゴロンとして空を見上げるのが好きなんですけど、そういうスペースが自宅にも欲しいなと。最初は出窓がある物件を探していましたが、大きな窓で下に棚を作れるスペースがあれば出窓になると聞き、それからはそれができるかどうかを見ていました。教えてくれたおかげで、物件の選択肢が一気に広がりました」

出窓が欲しい場合、物件の選択肢が限られそうですが、そんなことはありません。窓周辺に棚を作れる余裕があれば出窓スペースが作れます。リノベーションでは自分が欲しいものを作れるので、自分の希望ができる環境かどうかを見ると物件選びも広がります。

【ソフトな北欧テイスト】

「北欧テイストをテーマに木を多く取り入れました。気をつけたのは個性的になりすぎないこと。将来売却する可能性がないとは言えないので、特徴が出すぎないようにしました」

白壁・木・アクセントカラーの組み合わせはどんなテイストでも取り入れられますが、木資源が豊富な北欧のように、白をベースに天然木をふんだんに使うと温かみのある北欧テイストになります。また冬が長い北欧では室内環境を大切にしているそう。アクセントカラーは、そいういった遊び心の表れなのかもしれませんね。リビングのドアは落ち着いたブルー、アクセントクロスは爽やかなターコイズにして空間に彩りを添えました。キッチンのカウンターは床よりも少し濃い色にして、落ち着いた印象に仕上げています。

【愛猫たちも快適に過ごせる陽だまりスペース】

「キャットステップとキャットウォークです。最初は自分でキャットタワーを作るつもりでしたが、倒れるかな?と思ったので作ってもらいました。喜んで駆け上がっているので作って良かったです」

窓まわりにはキャットステップとキャットウォークを設置しました。猫たちが自由気ままに過ごせる空間です。窓の前にはカウンターを作ったので、ここに椅子を持ってくれば外を眺めながら読書や仕事ができます。愛猫たちと一緒にくつろげる憩いの場です。

【キッチンは壁を取り払い、開放的に】

「開放的なキッチンにしたくて最初はアイランドキッチンを検討していましたが、予算がどんと上がるので、今の形にしました。もとから対面式でしたが、壁があって閉塞感があったので、リビングと一体感が出るようにあえて全部見えるようにました」

カウンターは木のパネリングでカフェ風に仕上げています。ペンダントライトとカウンターは相性抜群。オシャレな雰囲気が漂います。キッチンの背面には収納を兼ねたシンプルな作業台を設置しました。背面にあると、すぐに物を取り出せたり作業できたりするので効率良く動けます。壁に棚をつけると、時計やちょっとした物が置けて便利です。お気に入りの物を置いて、インテリアを楽しむこともできますね。

【猫もうれしい通り穴】

「キッチンの隣が洗面室なんですけど、猫のトイレを置いているので、すぐに猫が行けるように作ってもらいました」

ペットと暮らす上で手間になる一つがドアの開け閉め。このようにペット専用の通り穴は作れば、毎回ドアを開け閉めしなくてもいいので便利です。猫も自分のタイミングで行けるのでストレスが溜まりませんね。縁取りはLDKに合わせて木を使いました。

【猫の特性に合わせたしつらえ】

愛猫たちの快適性にもこだわり、陽だまりスペースにはキャットステップとキャットウォークを、キッチンと洗面室の壁には猫穴を作りました。自由気ままな猫は自分のペースで動きたいもの。お気に入りの場所や通り道を作ってあげると、ストレスも溜まらずに元気に過ごせますよ。内装に合わせて作れるので、デザイン面も心配ありません。

【余白・空間を楽しむ玄関】

この玄関がまたスッキリしていて、個性が出るところですね。実際、住む方によっても大きく異なるの玄関デザイン。このスッキリの理由は、もともとあった下駄箱をとっていること。そして靴はリビング収納にしまっているそうです。

玄関を常にキレイな状態を保ちたい場合、このように思いきって靴収納をとってしまうのも一つ。一般的な概念にとらわれず、ライフスタイルにあわせて自分の好みに家づくりをできるのが、リノベーションの醍醐味ですね。この玄関は広さがあるため、もし収納が必要になったら後から収納アイテムを置くこともできます。そういった可変性も楽しみなのだそうです。

【幅を広げてオシャレにした洗面室&トイレ】

広い洗面室は憧れポイントの一つ。狭いところが落ち着くけど、狭すぎるのはちょっと…という微妙な女子ゴコロを叶えてくれるのがこの洗面所。この空間では、入浴後のケアもお化粧タイムも至福の時間になるわけです。こちらのインテリアはリビングと同様、ブルー系のタイルで北欧風に統一しています。

トイレにはニュアンスカラーのアクセントクロスでオシャレな空間に仕上げています。ペーパーホルダーとタオルバーはアイアン製。マットブラックが空間の締め色になっていますね。

【最後にKさんから、リノベーションをされる方へ向けてメッセージをいただきました。】

「自分のイメージを伝えるときに『こんなこと言ってもいいのかな?』と躊躇すると思うのですが、迷わずにどんなことでも伝えるのが良いと思います。うまく伝えられなかったとしても希望を汲み取って提案してくれるので、遠慮せずに言ったほうが良いと思いました。私も想像していなかったことを様々な角度から提案してくれたので、選択肢が広がりました。その中から、コストやデザイン的に自分に合ったものを選んで行けるので、満足度も上がると思います。

物件選びは、初めて見る時の汚さは衝撃的かもしれませんが、気にする必要はないと思います。最初はあまりの状態にリノベーションできるか想像ができませんでした。でも、営業さんから『ここは壊し甲斐があるから大丈夫ですよ。今は想像できないかもしれませんが、それよりも立地や窓からの眺望などで検討するといいと思います』と言っていただいたので決められました。

私のようになかなか決められない方は、物件を探すこともリノベーションも一括でできる会社がわかりやすいと思います。それぞれ別の会社だと説明が違うこともあるので、一貫して説明してくるほうが迷わないと思います。物件選びのときも、リノベーションの観点で物件を説明してくれたのでわかりやすくて助かりました」

OUTLINE

コンセプト 猫と暮らす家づくり
物件種別 マンション建物面積 60.29m2
コンセプト 猫と暮らす家づくり
物件種別 マンション
建物面積 60.29m2

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