和・モダンスタイルに合う、おしゃれプラント特集
インテリアに欠かせないプラント。
近年エアプランツなどお部屋のインテリアには欠かせないアイテムの一つとなっているプラント。
その中でも特に和・モダンスタイルに合う寄せ植えをご紹介します。
寄せ植えと聞くと、ガーデニングをイメージする方もいらっしゃると思いますが、和・モダンスタイルに合うプラントというと、やはり日本の盆栽が相性が抜群です。
ただ、盆栽は年数もかかるし、手入れも大変で何より高価な物が多くなかなか手が出せないのが現実です。
今回は、盆栽には興味があるけど、ちょっと手が届かない、そんなあなたに和・モダンスタイルに合う寄せ植え・ミニ盆栽をご紹介します。
まずはじめにご紹介するのは、ずばりハゼです!
ハゼ?え?お魚じゃなくて?という方もいらっしゃると思いますので、まずは簡単に今回ご紹介するハゼという植物について簡単にご紹介します。
★ハゼの寄せ植え★
通称:ハゼ
正式名称ハゼノキ(櫨の木、黄櫨の木、学名:Toxicodendron succedaneum)はウルシ科ウルシ属の落葉小高木。
単にハゼとも言います。
別名:リュウキュウハゼ、ロウノキ、トウハゼなど。
紅葉など、紅葉樹として有名ですが、ハゼも秋には紅葉します。
特に俳句の世界では秋に美しく紅葉するハゼノキを櫨紅葉(はぜもみじ)とよび秋の季語となっています。
*ウルシほど強くはないが、かぶれることもあるので注意が必要。
【参考】:Wikipedia
近年では、おしゃれということもあり、海外の植物が流行っていますが、こんな感じでミニ盆栽であれば、扱いやすく、またお部屋のインテリアのアクセントにもなります。
ご紹介している写真では、ハゼのみを使ったミニ盆栽ですが、こんな寄せ植えもあります。
ハゼだけではなくて、イワマツを合わせた寄せ植え。植えるのが難しいようにも見えますが、軽石などに穴をあけ、鉢の代わりに使用しているので、見た目ほど重圧感もありません。
また、合わせる植物で、ハゼの見え方も変わるため、とても雰囲気のある寄せ植えです。寄せ植えのコツは、メインで植える植物の特徴を捉え、その特徴を引き立たせる、またマイナスの部分を補うように他の植物を配置することです。
例えば、ハゼは背が高く、紅葉時には綺麗な葉色になります。そのため、紅葉を目立たせるために、背が低く、色味の地味なイワマツなどを合わせると、コントラストもはっきりし、素敵に見えます。
また、葉が落ちた後、冬の時期には色味が無くなるため、それを補うようにトキワシノブなど季節に関係なく、常に緑のある植物を選ぶのもいいでしょう。
次にご紹介するのは、セッコクです!
また、知らない名前が。。セッコク。。?という方のために、簡単にセッコクについてご紹介します。
セッコクとは、みなさんもよくご存知の高級植物【胡蝶蘭】と同じ、ラン科の植物です。
★セッコク★
通称:セッコクまたはセキコク
正式名称:石斛(学名:Dendrobium moniliforme)は、単子葉植物ラン科の植物。日本の中部以南に分布し、岩の上や大木に着生する着生植物です。
主として葉変わり、姿や模様の変化を楽しむ、いわゆる柄物を好んでいましたが、昭和の終わりころより花変わりにも関心が集まるようになり、花物の品種も登録されています。
同様に古典植物として栽培される着生ランのフウラン(富貴蘭)と異なり、株分けや、古い茎を切り離してミズゴケの中で腋芽の発芽を促す「矢伏せ」により、株の増殖は容易です。
【参考】:Wikipedia
え?これも日本に生息してる植物なの?と思われる方も多いかと思いますが、着生ランという種別で岩や宿り木に着生するため、見た目は不思議な植物です。
春に花を咲かせますが、ランだけあって、とても綺麗な花が咲きます。
花の色味もしろ、さくら、きいろと種類によって様々で、見応えのあるミニ盆栽です。見た目からは想像できないくらい、花数も多く、綺麗な花が咲きます。
胡蝶蘭ほど高価なランではないですし、もともと着生ランということもあり、手入れもさほど難しくない、オススメのランです。
いかがだったでしょうか?和・モダンスタイルに合うプラント特集ということで、寄せ植え・ミニ盆栽を中心にご紹介させていただきました。
外国の観葉植物に比べると、どうしても耐性も生命力も劣ってしまう日本の植物ですが、植物の特徴や生息環境などをイメージし、手入れをしながら育てていく楽しさが、寄せ植え・ミニ盆栽にはあります。
本格的な盆栽などは少し勇気がいりますが、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?