POINT
やわらかで明るい床板を採用し、壁・天井の白さに調和させました。床から天井まで明るく包み込まれる感覚に。天井にはライティングレールを這わし、複数の照明を設置できることで、シンプルな室内にアクセントをつけています。現代の和室とも捉えられる小あがりには、敢えて暗く重厚感のある素材を選択。壁で仕切るのではなく素材で仕切ったこの空間には、天井からの間接照明が差し込み落ち着いた仕上がりに。素材のコントラストがやさしい空間になりました。
天井から降りる照明の光が、味のある色合いの小あがりを引き立たせます。さながら現代の和室のように、懐かしさを覚える空間が、明るいリビングに共存しています。
壁一面の窓からの採光で、日中はやさしい明るさに包まれる室内。梁の色の濃さが白い部屋を引き締めています。壁には、白い珪藻土塗装を施したことで独特の質感が感じられます。造作棚も、天井の梁やカウンターと統一性のある素材で作り上げています。
やさしい色合いの床板と、奥の重厚な小あがりの存在感。異なる空間を壁で仕切らず素材で区切ることで、一つの空間に共存しています。
施工前のBefore写真
PLAN
BEFORE
AFTER
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