【物件探しから購入までの流れ】
最初からリノベーションで検討を?
「新築も見ましたが、面白味が感じられなかったのがあります。キレイだけど画一的で、家族で生活しているところや愛着を持って住むイメージが湧かなかったんです。視野を広げてリノベ済物件も見始めまたのですが、それもしっくりこなかったんですね。これはいいけど、ここが気になるっていうことが多くて。それならいっそのこと自分たちでリノベーションをしようとなって、リノベーション会社を探し始めました」
こちらの物件の決め手は?
「レトロな外観がかわいくて、背伸びしていない感じが気に入りました。物件周辺の道も平坦で、エレベーターがあるのも大きかったです。ベビーカーを考えると、移動のしやすさは大きなポイントでした」
【異素材ミックスで叶えたアットホームなインダストリアルスタイル】
「インダストリアルスタイルをベースに、温かさがあって背伸びしすぎない空間にしました」
躯体現しはインダストリアルスタイルの定番。スタイリッシュなだけでなく、天井を高くできる造りの場合、室内全体を広く見せる効果があります。燻したような無垢材フローリングは家具との相性もバッチリ。無垢材フローリングを選ぶには、樹種、色、幅、柄、質感(固め・柔らかめ)、貼り方などバリエーションがとにかく豊富なので、好みに合わせて選ぶことができます。
また、躯体現しだと無機質な印象になりがちですが、木の面積を増やすと、こんなにもほっとする家庭的な空間になるんですね。インダストリアスタイルも、使う素材や躯体現しの面積によって見せる表情が変わります。
【一から造ったオリジナルキッチン】
木をふんだんに使ったキッチンはアットホームな雰囲気。きらりと光るステンレスのレンジフードと壁の造作棚がアクセントになって、温かくもこなれた印象に仕上がりました。部分的に施された白いタイルでかわいらしさをプラス。油や水が飛んでもさっと拭けばいいので、お手入れもラクラクです。
キッチンとLDは床を切り替えてゾーニングしています。床によるゾーニングは開放的なLDKにしたいときに用いられる手法。空間の一体感はそのままに、それぞれの存在を明確にできます。
【収納力と回遊性を重視したWIC】
WICのこだわりは?
「広さですね。少しでも広くしたかったので、隣の子ども部屋を狭めてWICを広くしました。寝室と廊下、どちらからも入れるように入り口を2つにしたのもポイントです」
こちらのWICは、枕棚があるので隅々まで収納でき、左右にハンガーパイプを設置したので、二人それぞれの洋服を分けられるようになっています。ローシェルフやラックを置くと、自分の使いやすいようにレイアウトも◎。
こういったWICの良さは、手持ちの家具や収納アイテムで自分の使いやすい配置にできる柔軟性です。ファッションが好きな方や、家族が多い方にも人気です。
【自分なりのアレンジができる玄関回り】
「この靴収納を造るために広くしてもらいました。それに合わせて廊下の幅も広がったので、玄関回りもゆったりしました。土間ではないけど、こうやって姿見やちょっとした物が置けて便利です」
最近のリノベーションでは玄関を広くする事例が増えています。広くすることで使い方も広がり、自分なりのアレンジができますね。玄関回りにゆとりがあると、空間全体が広く感じられる効果も。リノベーションでも玄関は、こだわりがいがある場所です。
【廊下を格上げする洗面コーナー】
玄関からリビングまでの廊下は、ホールになっています。これだけでもゆとりがありますが、広さ感を増しているのがリビングのドア。ガラスが大きいので抜け感が出て、より広い印象を与えています。
そして、廊下を印象付けているのが洗面コーナーです。
最近では、こちらの洗面台のようにあえて個室にせずに、見える場所に取り付ける人が増えています。配管の位置にもよりますが、リノベーションならではの間取りとも言えるでしょう。