空間デザイナーの施主様と建築家が造り上げた至極のリノベ「1LDK+趣味の収納土間」


POINT

今回ご紹介するNさんご夫婦宅は、全てを解体する「フルスケルトン」にしてからのリノベーション。3LDKから、広々1LDKに土間とWICを加えた贅沢な間取りになりました。

一つひとつ細かな部分までこだわり抜いた家づくりは、参考になることばかりです。物件探しから間取りやデザインの決め方、オシャレになるテクニックについて伺ってきました。

【家づくりのこだわりポイント】

躯体現しによって、天井高は2450mmと標準よりも高くなりました。壁は躯体に漆喰風のクロスを貼り付けて、床はヘリンボーンの無垢材を使用しています。床もご主人のこだわりの一つ。玄関からリビングまで一続きに同じ床材を使うと、どこまでも続くような広さを演出できます。

【室内窓でスタイリッシュ&開放感ある空間に】

リビングと寝室の壁には室内窓を取り付けています。室内窓はリノベーションで注目のアイテム。部屋のアクセントになるのはもちろん、隣の部屋が見えて抜け感が出ます。また、隣の部屋から明るさを取り入れられるのも室内窓のメリット。デザイン性と機能性を兼ね備えたアイテムです。こちらの室内窓もNさんのこだわりが詰まった一つです。

【実用性とデザイン性を兼ねたアイランドキッチン】

キッチンはリビングと一体化した空間にしました。それぞれが違うことをしていてもすぐに会話でき、同じ時間を共有したいという想いからこの形になりました。

キッチンは背面の壁に棚板と作業台を設置してオープン収納に。背面に収納と家電をまとめると移動が短くなり、前後の動きで作業ができるので効率が上がります。何がどこにあるのか一目瞭然であることに加え、見えるがゆえに自然とキレイに置くように意識するのがオープン収納の魅力。ディスプレイ感覚で置けるので、整理整頓も楽しくなりますね。

【レシピ選びに最適なベンチコーナー】

キッチンの出窓にはベンチを造りました。このベンチにもNさんのこだわりが詰まっています。
「この出窓が中途半端なサイズで用途もわからなかったんです。そのまま残すのは嫌だったので、意味合いを出したいなと。それならキッチンに近いからレシピを読んだり、読書や日向ぼっこができるスペースにしようと思ってベンチを造ることにしました。となると、壁から飛び出てデッドスペースが生まれるので、それを活かして収納スペースにしようと。大切な資料や公共料金などをすぐに取り出せる収納が欲しかったので、ちょうどよかったです。愛用している収納ボックスがキレイに収まるように、1cm単位で調整してもらいました」

【趣味道具を“魅せる”収納にした土間】

土間は趣味道具の収納。多趣味なお二人には不可欠なスペースです。
「僕たちの趣味がアウトドアで、道具は大きくて外で使う物。前の家ではベランダに棚を作って収納していたんですが、そこまで行くのに家の中を通って運ぶのが面倒でした。帰ってきてすぐに置ける場所が欲しかったので、土間を趣味道具の収納にしたんです。収納というと隠すイメージがあるけど、ここはあえて“魅せる”かっこいい空間にしたいと思い、オープン収納にしました」

【遊びゴコロがある洗面&トイレ】

塗料とテラゾータイルはご自身で探してきたもの。塗料は国産のものにはあまりないニュアンスカラーを使いたかったそうで、海外の塗料メーカーをセレクトされました。テラゾータイルはいろいろなところを回り、大量のサンプルを見た中から選んだそう。どれ一つとっても、徹底したこだわりぶりです。

タイルをこのようにアクセントとして使うと、明るさが出ます。モルタルに見える床はフロアタイルです。収納は洗面台下とオープンラックを同じラインに造り、整然とした印象を与えます。

洗面室の収納は当社デザイナーのアイディアで、造作棚(縦線)と洗面台(横線)からなるクロスをポイントにデザインしました。このクロスが際立つように他の棚板はブラックにして存在を抑えています。洗面台・収納と切り分けず「2つで1つの塊」と考え、ポイントと他の部分の色を変えてメリハリをつけました。

トイレには飾り棚と照明を取り付けて、アートパネルを飾るスペースを造りました。奥行きがある飾り棚は、トイレ全体を広く見せる効果があります。スタイリッシュな感じに仕上げるため、取り入れたのが床のタイル。こういったちょっとしたこだわりが、トイレを段違いにオシャレにしていますね。

OUTLINE

コンセプト 空間デザイナーの施主と建築家が造り上げた至極のリノベ「1LDK+趣味の収納土間」
物件種別 マンション建物面積 69.9m2
コンセプト 空間デザイナーの施主と建築家が造り上げた至極のリノベ「1LDK+趣味の収納土間」
物件種別 マンション
建物面積 69.9m2

MESSAGE

コーディネーターの想い・コメント

担当者鶴内 吾央

とてもおしゃれなNさんは、リノベーションへの想いも強くお持ちだったので、立地と価格のバランスを調整しながら、存分にリノベーションできる視点で物件探しを進めました。
ご一緒にお住まい探しを進めていく中で、お二人の中で眺望も重視したいというご希望も鮮明になり、今回の素敵な物件に巡り会いました。
お仕事柄デザインが得意なNさんと、素材から環境・住まう方の想いまで様々な視点から設計をする髙橋が、共同制作をしたようなリノベーションの仕上がりになりました。
完成後はご自宅へお邪魔させていただき、美味しいお料理でもてなしていただいたことも大切な思い出です。

デザイナーの想い・コメント

担当者髙橋 大

「Nさん方のリノベーションではデザインもさることながら、空間としての広がりを最大限に見せるため、あらゆる手法を使いました。特に気をつけたのがラインです。例えばヘリンボーンの床は、途中で柄が変に切れないように、はじまりをドアにしました。土間は上がり框の幅を広げています。上がり框は幅が狭いと、全体として狭く感じてしまうため、そういった細部にも気をつけました。ヘリンボーン部分と土間の並行ラインも長さをとり、スッと続くような印象を与えて、広さを出しています。各箇所のドアも単に入り口に付けずに “間”をとってはめこみました。床に沿って設置するのではなく、半歩の間を空けて取り付ける。こういったちょっとした間が、広さを感じさせます。キッチンの造作ベンチも、水平線を強調させるために垂直材をあえて奥ませました。時間と労力を惜しまず、細部までこだわりぬいた設計です。

今回Nさんお二人がお住まいになってから初めてお伺いしましたが、喜ばれているお二人を見て、やり抜いて良かったと痛感しました。ありがとうございました」

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