広さと利便性を両立、ライフスタイルのフィット感を重視した2LDK→1LDKリノベ


POINT

今回ご紹介するYさんご夫婦邸は2LDKから1LDKにリノベーション。自分たちのライフスタイルに合う間取りを考えていきました。広さを最大限に確保しながら収納力も抜群な住まいになった事例です。

【こんな暮らしがしたい!】

家づくりでは消去法で理想のイメージを固めていったお二人。好きな場所はどれもお二人の必要なものを詰め込んだ無駄のない空間です。どのようにして理想の形を叶えたのかを見ていきましょう。

【シーンに応じて使い分けられるリビングダイニング】

リビングダイニングは広さを取って、お二人のライフスタイルで必要な要素を凝縮した空間にしました。一つの空間でくつろげるスペースと食事兼テレワークができるスペースを緩やかにゾーニングしているのが、作業台兼カウンターです。これがあることで、一続きの空間でもシーンに応じたスペースに分けることができました。

【作業台兼カウンターを取り入れて作業効率&収納力UP!】

作業台兼カウンターは家電やゴミ箱をしまえるように内側を収納にしました。これができたのは造作だから。あらかじめ何を置くか決めておけば、置く物のサイズに合わせて設計できます。家事効率を上げたいなら、家と合わせて造作家具を作るのもおすすめです。
また、壁付キッチンでもこのようなカウンターを置けば、アイランドキッチンや対面キッチンのようにリビングにいる家族とコミュニケーションをとれ、壁で仕切らないので空間全体がゆとりある広さに見えます。

【パントリーなしでも十分な収納を叶えるアイデア】

キッチンの壁には笠木をつけて物を置けるスペースを確保し、壁には固定棚を設置。さらに、続くリビングに収納を設けました。キッチンにパントリーが作れない場合でも、ちょっとしたスペースを有効活用すれば十分な収納が確保できます。

【現在と未来を見据えた空間】

長い時間を過ごすリビングダイニングを中心に考えた間取りは、寝室とサービスルームからなる1LDK。寝室は必要な分だけ確保し、将来家族が増えた場合でも使えるようにサービスルームにしています。サービスルームはその時々に合わせて使えるちょうどいい広さです。もし広げたいなら、リビングダイニングに広げることも可能。現在も無駄なく使えて将来も変えられる間取りです。

【水回りをおしゃれにするテクニック】

水回りはリビングの内装をそのまま引き継いでいますが、タイルとアクセントカラーがこなれ感を演出しています。部分的に取り入れるだけで、全体の印象が格段に良くなります。

【シックに生まれ変わったトイレ】

さっぱりしがちなトイレをおしゃれにしたいならアクセントカラーを取り入れるのが◯。一面に取り入れるだけで印象を大きく変えられます。こちらのトイレも濃いめのグレーを加えたことでシックな空間になりました。

近年トイレや洗面室をリビングダイニングとは違ったテイストに変える事例が増えています。思いきった色使いで他とは違う表情にできる、遊びがいある空間です。

【すっきりした玄関】

トイレの位置を変えたり浴槽を通常よりもワンサイズ大きいものにしたので、廊下は縮める必要がありました。短くなった廊下ですが、玄関正面に収納を、横にはコートハンガーを置けるスペースを設け、使い勝手の良い空間になりました。

【間取り】

大きく変わったのはLDKです。サービスルームと洋室をなくしてリビングダイニングを広げ、キッチンはサービスルームがあった場所に移動しました。壁付キッチンですが、リビングダイニングとつながりを持てるようにカウンターを設置。洗面室は浴室と位置を変えて広さを確保し、トイレも以前と比べてゆとりが生まれました。

OUTLINE

コンセプト 広さと利便性を両立、ライフスタイルのフィット感を重視した2LDK→1LDKリノベ
物件種別 マンション 建物面積 60.11m2
コンセプト 広さと利便性を両立、ライフスタイルのフィット感を重視した2LDK→1LDKリノベ
物件種別 マンション
建物面積 60.11m2

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