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HowMa(ハウマ)のAIによる不動産査定を実際に使ってみて分かった向き不向きの物件

記事内に商品プロモーションを含みます。
HowMa(ハウマ)のAIによる不動産査定を実際に使ってみて分かった向き不向きの物件

今話題のAIは、不動産査定の世界にも進出しています。

AIによる無料不動産査定サービスの1つに「HowMa(ハウマ)」があります。

最近では、ビデオ通話で物件確認を済ませ、査定から売り出しまでの全てをオンラインで完結できる「オンライン売却」のサービスが話題となったので、ご存知の方も多いかもしれません。

こんな悩みをスッキリ解消!

  • HowMaって、そもそもどういうサービスなの?
  • AIを使っているのは分かったけど、HowMaのメリットとデメリットは?
  • HowMaを使うのに向いているのは、どのような物件なの?

そこでこの記事では、「HowMa」にフォーカスしてお伝えします。

この記事を読むことであなたは、HowMaを実際に使ってみた感じと、査定に向き不向きの物件について知ることができます。

目次

HowMa(ハウマ)とは

HowMa(ハウマ)とは、AIによる無料の不動産査定システム。

不動産査定には、

  1. 不動産会社の営業マンが家に訪問してきて査定をする「訪問査定」
  2. インターネット上で机上計算によって査定する「机上査定(匿名査定)」

の2種類があります。

HowMaは机上査定に分類。

インターネット上で簡単な入力操作で戸建てやマンションの価格査定を行うことができるようになっています。

AIによる査定ができる

従来の査定では、近隣の取引データを元に価格を人間が算出していました。

多くのデータを元に1つの答えを計算するのは、コンピューターの最も得意とするところです。

このデータ処理をAIによってできるようにしたのがHowMaになります。

不動産査定というのは、いかにもコンピューターで簡単にできそうな分野でしたので、遅かれ早かれAIにとって代わるであろうと考えられていた領域。

既にHowMaによってAI査定の原型が登場しましたので、このまま改良が進んでいけば、いずれ査定はAIが行う日も遠くはないものと思われます。

HowMaはかなり画期的なシステムなので、このまま成長して日本の不動産業界をひっくり返す存在までになることを期待したいところです。

HowMaの3つのメリット

HowMaには、主に以下の3つのメリットがあります。

HowMaの3つのメリット

  1. 匿名で査定できる
  2. しつこい営業電話がない
  3. 価格だけ知りたいときに使える

メリット1.匿名で査定できる

1つ目は、HowMaは匿名で査定ができるという点。

システムではメールアドレスだけは登録しなければなりませんが、その他のプライベート情報は一切明かさずに査定を依頼できます。

訪問査定では、不動産会社に電話して査定を依頼する場合と、インターネットの一括無料相談サービスを使う場合があります。

不動産一括査定とはインターネット上であなたが売りたいと思っている不動産情報・個人情報を入力すると、複数の不動産会社が自動的に見つかり一度に査定依頼できるサービス

不動産一括査定の仕組み

複数の不動産会社から査定額を提示してもらうことができ、だいたいの相場観を掴むことができます。一括査定の流れとしては下記の通り。

不動産一括査定の流れ

電話して依頼する場合には、もちろん、住所や氏名、連絡先等は全て伝えなければなりません。

また、インターネットの一括無料相談サービスを使う場合でも、住所や連絡先といった一定の個人情報を入力する必要があります。

訪問査定では、なんといっても物件まで訪問してもらう必要があるため、連絡先を明らかにしなければならないというデメリットがあります。

それに対して、匿名査定は訪問を受けるわけではないため、住所や電話番号といった個人情報を一切明かす必要がありません。

例えば、離婚を考えているのだけれども、財産分与でいくらくらいもらえそうなのかといった場合にもHowMaなら利用しやすいです。

パートナーに離婚を切り出す前でも調べることができます。

素性を明らかにしたくないニーズというのもありますので、匿名で査定をしたい人はHowMaが向いています。

メリット2.しつこい営業電話がない

HowMaにはしつこい営業電話がないというのもメリットになります。

訪問査定を受けることができる無料一括査定サイトでは、一度利用してしまうと不動産会社からしつこい営業電話を受けることがあります。

何故かというと、訪問査定では査定に参画する不動産会社が一括査定サイトの運営会社に1万円程度の査定参加料を支払っているから。

利用者は訪問査定を無料で利用できますが、不動産会社は査定に参加する度に1万円を支払っており、一括査定サイトの運営会社はそれで経営が成り立っています。

不動産会社はタダで参加しているわけではないので必死。

一括査定サイトでは、電話番号も入力しますので、日中だろうと、夜遅くだろうと、査定に参加した不動産会社からは営業電話がかかってきます。

もし、売却する予定がないにも関わらず、気軽な気持ちで一括査定サイトを利用してしまうと、後が大変です。

不動産会社は、1万円の参加料を取り戻すために、必死で仕事を取ろうとします。

ただ、逆に言うと売る気がある人にとっては、一括査定サイトは利用すべきサービスとも言えます。

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一方で、HowMaでは、そのような営業電話は一切ありません。

機械が査定を行いますので、不動産会社が参加料を支払って参加している一括査定サイトとは、仕組みが根本的にことなるからです。

HowMaは気軽に使えるという点にメリットがあります。

HowMaを使えば売却成立まで完了できる

まず、HowMaが運営しているサービスに「HowMaスマート不動産売却」があります。

流れとしては下記の通り。

HowMaスマート不動産売却の流れ

  • HowMaスマート不動産売却ページより申し込み
  • HowMaのスタッフにより訪問査定
  • 複数の不動産会社より査定額が届く
  • 売り出し価格の設定、複数の不動産会社と一般媒介契約の締結
  • 各不動産会社の販売活動の進捗を確認、やり取りはチャットで行う
  • 売買契約

HowMaスマート不動産売却は、一括査定に似ているようで違うサービスです。

まず一括査定と異なる点としては、複数の不動産会社から連絡が入りません。やり取りは基本的にチャットでのみ行います。

HowMaスマート不動産売却の利用イメージ

※出典:HowMaスマート不動産売却の公式HPより

また、中立的な立場のHowMaのスタッフが手厚いフォローしてもらえるのが良いところ。売却したい方は、「HowMaスマート不動産売却」も検討してみましょう。

また、東京23区、横浜市(西区・中区・港北区・神奈川区)、川崎市(幸区・中原区)の地域限定となりますが、もうひとつ注目のサービスがあります。

それが「HowMaオンライン売却」です。査定のための室内確認と面談も含めて、オンラインで完結する先進的なサービスです。

「HowMaオンライン売却」では、Google Meetなどのビデオ通話で物件確認・面談を1度で進行していきます。

その後の不動産会社とのやりとりも、「HowMaスマート不動産売却」同様チャットを中心にオンラインで進めます。

もちろん、購入検討者のための内覧、売買契約締結、引渡しなどの際には、不動産会社や購入者との対面が必要になるのと、媒介契約締結後の契約書の郵送対応が必要になりますが、それ以外の工程はオンラインで完結できる仕組みとなっています。

オンライン売却サービスの3つのポイント

※出典:HowMaオンライン売却HPより

始まったばかりのサービスなので未知数なところはありますが、コロナ情勢を踏まえ、今後も注目が集まるでしょう。

メリット3.価格だけ知りたいときに使える

HowMaは価格だけ知りたいときに使えるというメリットがあります。

不動産では、「遺産分割を行う」ためや「担保に入れてお金を借りる」ために単に資産価値を知りたいというニーズがあります。

売却ではなく、単に価格がいくらなのかということを調べたいというシーンは、良くあることです。

また、購入希望者も特定の不動産の価格を知りたいということがあります。

例えば、「戸建賃貸を借りている人で、このままこの家を買いたい人」や「隣地の不動産を買いたい人」などは、買いたい不動産が既に決まっており、その価格を知りたいというニーズです。

HowMaでは、このように売主以外でも価格調査をできるというメリットがあります。

しかも、匿名で利用でき、かつ、しつこい営業電話もないため、誰にも迷惑をかけずに価格だし知ることが可能です。

一方で、無料の一括査定サイトでは、基本的に売主以外が冷やかしで利用するようなことができません。

ちょっとだけ価格を調べたいという場合には、HowMaが適しています。

HowMaの3つのデメリット

HowMaには、主に以下の3つのデメリットがあります。

HowMaの3つのデメリット

  1. 大きく外れる物件がある
  2. 価格上昇時は特に弱い
  3. 個別要因を反映できない

デメリット1.大きく外れる物件がある

HowMaでは、価格が大きく外れる物件があります。

マンションは比較的、実態に近い数値を出しますが、戸建てが少し精度が低いです。

HowMaは、査定ロジックを公開していないため、戸建ての精度が低い理由は分かりません。

全国の物件で検証しているわけではないので、ひょっとしたら戸建でも精度の高いエリアはあるのかもしれません。

ただし、今のところどういう物件があっていて、どういう物件の精度が低いのかは謎のまま。

築年数を思いっきり古くして、更地価格で検証してみても、更地価格自体がかなり違っていることもあります。

マンションは、周辺の事例から取っているようなので、あまりブレはありません。

ただし、心なしか価格は安めに出る傾向があり、実際に売却した方が高く売れると考えられます。

デメリット2.価格上昇時は特に弱い

HowMaは価格上昇時の査定には特に弱いです。

金額は、周辺の取引事例をアップデートして査定しているようですが、どこまで直近の事例を集めているのかは定かではありません。

ここ数年、首都圏のマンションや戸建ての価格は上昇していますが、HowMaの精度は徐々に悪くなっている気がします。

価格上昇時というのは、売却するときは価格が上がっていますので、過去の取引事例よりも価格を高く出す必要があります。

人間の査定だと、「今、勢いがあるから、これくらい上げても大丈夫なのではないか?」という調整を行って過去の事例よりも高く査定することができます。

しかしながら、HowMaでは、過去の事例を重視して査定をしているものと思われ、価格の上昇トレンドに査定価格が追い付いていない状況です。

そのため、ここ数年は、やたら低めの価格で査定価格が出てきます。

HowMaがもし過去の事例に縛られているとすると、ひょっとしたら価格下落時は高めに出続けるのかもしれません。

例えば、東京オリンピック後は不景気になって不動産価格が下がっていくことが予想されていますが、東京オリンピック後にHowMaを利用すると、「やけに高い」金額が出てくる可能性があります。

価格変動が激しいときは、使いにくい感じです。

デメリット3.個別要因を反映できない

HowMaでは、物件の個別要因を価格に反映できません。

例えば、戸建てで土地の地型悪いとか、リフォームしているなど、マイナスやプラスの要因を数値に加味できないです。

また、中古住宅では住宅ローン控除が使える物件や使えない物件があり、そこで売りやすさにも違いが生じます。

そのような法令制限による「売りやすさや売りにくさ」をどこまで反映できているのかもわからないです。

よって、結局のところ正確性がどの程度あるのか分からないことになります。

AIは「教師データ」の良し悪しで性能が決まりますが、どのような「教師データ」を使っているのか分からないため、かなりブラックボックス的な印象です。

なかなか人間に置き換われるレベルには届いていないため、本格的に浸透するのには、数年かかると思われます。

HowMaに適した物件と適さない物件

HowMaに適した物件と適さない物件をまとめると下記の通り。

HowMaに適した物件

  • 価格があまり変動しないときのマンション

HowMaに適さない物件

  • 価格変動が激しい時期は全般
  • 戸建て
  • 事例のほとんどないエリア

価格変動が激しくない時期で、なおかつ、取引事例の多い都市部のマンションなら正確性もあり、利用しても良いでしょう。

一方で、HowMaは、価格変動が激しい時期はハズレの幅が大きくなります。特に戸建ては精度が低いです。

事例のほとんどないエリアだと、事例の幅が広過ぎて、精度が悪くなります。

まとめ

HowMaを実際に使ってみた感じと、査定に向き不向きの物件について見てきました。

HowMaは、査定する物件の向き不向きはありますが、都市部のマンションを査定したい人にはオススメ。

どっちにしろ、無料ですし、気軽に利用できますので、話題のAI査定を体感してみるのも良いでしょう。

売却へ進める「HowMaスマート不動産売却」や「HowMaオンライン売却」もあるので、AI査定の後に本格的に売却を検討したくなった場合には活用することができます。

または、本格的に売却を検討したくなった段階で、不動産一括査定サイトを使ってみるという手もオススメです。

不動産一括査定サイトについては下記記事で解説しているので、さらに詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

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